- 名前
- ひろし
- 性別
- ♂
- 年齢
- 61歳
- 住所
- 北海道
- 自己紹介
- よろしくw
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多難
2011年10月29日 06:31
目の前に壁がある
分厚く大きく重い壁だ
しかもその壁は既にこちらに傾いており
手を突っ張り足を踏ん張って支えなければならない
自分の足元にはかけがえのない守るべきものがいる
そんな時、その人にはどんな選択肢があるのだろう
軋む手足で歯を食いしばり耐え続けること
それが唯一の道だとは到底思えない
自分を犠牲にして耐えることが本当の強さなのだろうか
その壁が薄く軽いものならば片手で支えればいい
しかし、その重さに体は軋み
心は苛まれているのではないだろうか
自分をいくら強い人間だと言い聞かせても
身を削る代償を払い続けていけば
その人自身が大きな傷を負ってしまうことになるだろう
当事者こそが事態のすべてを
把握していることは間違いない
ただ当事者故に解決の選択肢を
考える余裕すらないこともある
直接その壁を押し返す手助けなどは到底できないが
せめてその重圧をすこしでも和らげるために
何かできることはないだろうか
結果として何もできなくても
解決の道を探すお手伝いだけでもしてみたい
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