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「体内減塩化」流れ加速 売れる専用調味料、フェアも(1)

2011年03月05日 10:16

産経新聞2月28日

 日本に約4千万人いるといわれる高血圧患者脳卒中心筋梗塞引き起こし寝たきりの原因にもなる高血圧は、食塩の過剰摂取によるところが大きい。高血圧予防啓発のために昨年発足した「塩を減らそうプロジェクト」(荒川規矩男(きくお)代表)では、減塩や運動による“体内減塩化”の大切さを呼びかけている。同プロジェクトに賛同する企業・団体も増えており、減塩への取り組みが広がってきた。(平沢裕子

 ≪目標値の倍摂取≫

 厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、平成21年の1人当たりの食塩摂取量は1日10・7グラム高血圧管理のためには1日6グラム未満が望ましいとされ、現在は目標値の約2倍を摂取していることになる。ただ、しょうゆやみそなど食塩を含む調味料を使う料理が多い日本で、これ以上の減塩は難しいという声は多い。

 日本高血圧協会理事長でもある荒川代表は「減塩食はおいしくないと思っている人が多いが、食事の食塩量を5%減らしても気づく人はいない。毎日少しずつ減らしていくことで、減塩は可能だ」と指摘する。

 最近は調味料で減塩をうたう商品も増えている。従来と同じ量を使いながら減塩できるのは大きなメリットだ。調味料メーカーヤマキ」(愛媛県伊予市)は、2年前から従来品より塩分を50%カットした「減塩だしつゆ」を製造・販売。家庭用事業部係長栗原伸治さんは「だしの量を20%アップし、減塩でもおいしく感じられるはず。店頭価格が従来品より約100円高く爆発的に売れるわけではないが、売り上げは順調に伸びている」と話す。

 また、飲食店情報を集めたウエブサイト「ぐるなび」(東京都千代田区)は、3月から都内飲食店を対象に「減塩メニューの食べられるお店フェア」を開催する。外食塩分を調整するのは難しいだけに、減塩したい人にとってはうれしい取り組みだ。

「最近見た記事で興味をひいたので、ご紹介してみます。ヘルシーといわれる日本食ですが、食塩量はとりすぎてますね。ですから、減塩化の取り組みは大事だと思います」

このデジログへのコメント

  • ホリー 2011年03月05日 13:55

    > まーらいおんさん
    そうなんですね
    まーさんは自称健康オタクなんだ、いいことですよ!
    私も結構健康には気を遣ってる方だと思います、話が合いそうですね(笑)

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