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「白夜行」レビュー☆
2011年01月17日 23:45
堀北真希、高良健吾主演他。真っ白い闇の中で、心を殺さなければ、生きることなどできなかった―。19年前の密室殺人。容疑者の娘、被害者の息子。粉々に砕けたパズルのピースがはまる時、刑事は何を見るのか?質屋の店主が殺された。決定的な証拠がないまま、事件は容疑者の死亡によって一応解決を見る。しかし、担当刑事の笹垣(船越英一郎)だけは腑に落ちない。容疑者の娘で、子供とは思えない美しさを放つ少女・雪穂と被害者の息子で、どこか暗い目をしたもの静かな少年・亮司の姿がいつまでも目蓋を去らないのだ。やがて、成長した雪穂(堀北真希)と亮司(高良健吾)の周辺で不可解な事件が立て続けに起こり、意外な関係が姿を現し始める・・・。東野圭吾文学の最高峰が遂に映画化。
5/10点!!原作「白夜行」は、大好きな作品です。ふたりの主人公の事を考えるだけで、瞼が熱くなるくらい大好きな作品です。ドラマ、舞台、海外での映画化、満を持しての日本映画化でしたが、私は、原作の裏を掻いた、綾瀬&山田ペアのドラマの方が、内容も二人の演技をとっても圧倒的に好きです~ヽ('ー`)ノ~ 堀北&高良ペアの本作は、観る前から、「大丈夫かな?力量不足じゃないかな?」と思っていましたが、周りを固める俳優陣が無名だった事もあり、やはりでした(ToT) 原作と同じく、感情面は一切観せないで、原作とは違う展開に持っていき、全体的に、笹垣目線でストーリーが進んでいきます。雪穂と亮司の内面が見えない分、“雪穂に常に漂う圧倒的な亮司の影”というのを感じたかったのですが、それも無く、最後にいきなり笹垣の感情爆発されても感情移入出来ないし・・・って感じでした。あと、原作の涙エピソードをすべてカットしてしまっていて、原作ファンとしてはやりきれない悲しさです(;_;)やはり、2時間半で、この作品の原作越えは難しいです。堀北真希ちゃんは頑張っていましたが、雪穂役には合わないし、高良くんもまだ亮司にはなれないなと思いました。あと、この作品は、何気に子役の演技力も超重要なので、もっとちゃんと亮司と雪穂になれる子にやってもらいたかったです。それくらい、亮司と雪穂というキャラクターは難しい役柄です。確かに「白夜行」ではあるんですけど、私的には、泣けなかったら、それは「白夜行」ではないです<<o(>_<)o>> 2011年公開。
このデジログへのコメント
> 貴彦さん
今日の試写会ですか?よく試写会に行かれるならぜひとも試写会友だちになってはいただけませんか?
映画の枠だと、時間的制限もあって、なかなか原作を表現するのは難しい見たいですね。
> hirosiさん
どういう視点で主人公ふたりを描くかってことで決まってくる作品だと思うんですが、今回は、カットしちゃいけない場所がカットされまくってて残念でしたね。
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