NTT & いい話

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【どうしたら喜んでもらえるか】

「わらしべ長者」のお話は有名ですね♪
この物語、
よく読んでみると、大切な事に気が付きます♪
ちょっと読んでみてね♪↓↓↓
～～～～～
昔々、ある若者が、お寺で観音様にお願いをしました。
「どうか、お金持ちになれますように」
すると、観音様が言いました。
「ここを出て、初めに掴んだ物がお前を金持ちにしてくれるだろう」
喜んだ若者はお寺を出た途端、石につまずいて、スッテンと転びました。
そしてそのひょうしに、1本のわらしべ(イネの穂の芯)を掴みました。
男は首をひねりながら歩いていると、プーンと1匹のアブが飛んできました。
男はそのアブを捕まえると、持っていたわらしべに結んで遊んでいました。
すると、向こうから立派な車がやってきて、中に乗っている子供が言いました。
「あのアブが欲しいよう」
「ああ、いいとも」
男が子供にアブを結んだわらしべをあげると、家来の者が、お礼に蜜柑を3つくれました。
「わらしべが蜜柑になったな」
また歩いていると、道端で女の人が、喉が渇いたと言って、苦しんでいます。
「さあ、水のかわりにこの蜜柑をどうぞ」
女の人は蜜柑を食べ、元気になりました。
そしてお礼にと、美しい布をくれました。
「今度は蜜柑が布になったな」
男がその布を持って歩いていると、馬が倒れて困っている男の人がいました。
「どうしました?」
「馬が病気で倒れてしまったのです。町に行って布と交換する予定だったのに。今日中に布を手に入れないと困るのです」
「では、この布と馬を交換してあげましょうか?」
若者が言うと、男の人は大喜びで布を持って帰りました。
若者が馬に水をやったり体をさすったりすると、馬はたちまち元気になりました。
よく見ると、大変立派な馬です。
「今度は布が馬になったな」
その馬を連れてまた若者が歩いていると、今度は引っ越しをしている家がありました。
そしてそこの主人が、若者の立派な馬を見て言いました。
「急に旅に出る事になって、馬が必要なのだが、その馬をわしの家や畑と交換して貰えないかね」
若者は立派な家と広い畑を貰って、大金持ちになりました。
1本のわらしべから大金持ちになったので、皆はこの若者をわらしべ長者と呼びました。
～～～～～
この物語…
相手の為に自分の出来る事をしていっただけです!
たまたまその時に持っていた物が相手の為になる物だったのですが、私達は沢山の物や知恵や技や力を持っています♪
相手の為に出来る事はもっとありますね♪
つまり、わらしべ長者には簡単になれるって事ですね♪
相手にとってイイ事♪

「商の原点はどうしたら売れるか儲かるかではなく、どうしたら人々に心から喜んで貰えるかである」
by松下幸之助（松下電器産業創業者）
今日の話が皆様のお役に立てれば嬉しいです