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【タレントイメージ調査の第1位は・・・】

2010年10月11日 07:58

ゲイからヤクザまで
何でも来い!
(ゲンダイネット)

 ●阿部寛

 2010年8月度のテレビタレントイメージ調査(ビデオリサーチ)結果で初の第1位! 「え、阿部ちゃんが?」と驚いたオジサンも多いだろう。ちょっと前まで、上位はイチロー明石家さんま指定席だった。そこへ突然、阿部ちゃん登場。しかも、今回は第2位のさんまを5.7ポイントも引き離して堂々首位だ。いきなりの彗星(すいせい)登場の理由は何か。

 64年、横浜市神奈川区出身で、3人兄弟の末っ子小学校時代はやんちゃで、高学年になると友達らとつるんで、校舎の4階のベランダのヘリを1周歩く、工事現場に入って50メートルほどの高さのところによじ登って狭い足場をバランスをとりながら渡るなど、かなりむちゃなことを平気でやっていたという。

 中央大学理工学部電気工学科在学中の85年、姉に勧められて優勝賞品の車ほしさに「第3回ノンノボーイフレンド大賞」に応募して優勝した。以降、雑誌「ノンノ」「メンズノンノ」のカリスマモデルとして活躍。87年、映画「はいからさんが通る」で俳優デビューした。

 今でこそ、モデル出身の背の高い俳優が増えているが、189センチという高さは当時はハンディキャップだった。だが「モデル上がり」と陰口を叩かれ、演技批評してもらえない悔しさから、奮起した。「この世界で生き延びようと、脇でいろんな役をやらせてもらったのが勉強になった」(ある雑誌のインタビュー)。持ち前のチャレンジ精神に火がついた。

 転機は93年、つかこうへい作・演出舞台熱海殺人事件 モンテカルロ・イルージョン」。「ホモで元棒高跳び選手の部長刑事役」が当たった。女装して男とキスするシーンを熱演して、批評家から絶賛。長身二枚目俳優イメージを壊し、演技派へのきっかけとなった。

 30代から仕事の意識を変えた。とにかくいろいろな仕事に自分から飛び込んだという。「お話をいただいたものはすべて受けて、得意だろうが不得意だろうが、自分に合わないとか関係なく飛び込んで、現場から何かを得て帰ろうとガムシャラにやってきましたね」(「ビッグ・トゥモロー」インタビュー)と、貪欲に演じてきた。その姿はまるで職人のようだ。仲間由紀恵との共演「トリック」で超常現象を研究するオタク教授を演じて大ヒット、三枚目の新境地を切り開いた。

 さらに躁病気質の探偵パンチパーマの元ヤクザという個性的な役で異彩を放った。また06年、視聴率20.2%の話題のドラマ結婚できない男」(フジ)では40代独身男性たちのハートわしづかみ。09年の「白い春」(フジ)では、すさんだ人生を送ってきた中年男と幼い娘との親子ドラマで、オジサンたちの目頭も熱くさせた。

 09年に卒煙したが、喫煙していた頃、インタビューの最中に灰皿を手に持ち、煙がインタビュアーの方に流れないように気をつかっていた阿部ちゃん。気づかいも人気を支える大きな要因だ。

 (日刊ゲンダイ2010年10月5日掲載)


【笹パンダコメント

 おお。阿部さんがタレントイメージ調査1位とは、喜ばしいニュースです(*^^*)

 「しょせんモデル出身でしょ」という周りの声に悩んでいた時期が、かなり長かったようです。

 転機となった舞台熱海殺人事件」で、それも吹っ切れたんですね。

 後の人気作品となった「トリック」の物理学者役は、むちゃくちゃ面白かったです。三枚目路線が切り開かれた記念すべき作品です。

 もう、すっかり役者としてベテランの仲間入りです。今後の更なる活躍に期待してます♪

 (´・ω・`)

このデジログへのコメント

  • 笹熊猫 尚輝 2010年10月11日 16:34

    > ゆうらさん
    コメントありがとうございます
    両方とも見ていないので
    何とも言えませんが
    幅広い役柄をこなせるイイ役者ですよね♪

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