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【注目の女優 深津絵里】

2010年10月06日 10:06

映画とテレビ
演じ分けが奏功
(ゲンダイネット)

深津絵里女優

 日本映画は、カナダで開かれる「モントリオール世界映画祭」とよほど相性がいいらしい。最近では08年に「おくりびと」(滝田洋二郎監督)がグランプリ、「誰も守ってくれない」(君塚良一監督)が脚本賞、去年は「ヴィヨンの妻桜桃タンポポ~」(根岸吉太郎監督)が最優秀監督賞を受賞している。そして今年は、最優秀女優賞だ。李相日監督の「悪人」で深津絵里(37)が受賞した。

 1973年、大分県出身。「両親との3人家族で育った」ということ以外、長く「プライベートナゾ」とされてきたが、最近になって母親が“真実”を語り始めた。実は母親は有名な書道家。もともとは本名の「深津諭美子」で活動していたが、娘が女優になってから、「娘の七光」といわれるのを嫌い、「諭黄(ユンホン)」と名乗っていた。メディアに“正体”を明かしたのは昨年から。09年、都内で個展を開いた際、初めて新聞インタビューに「女優の母」と明かした。

恋愛話は立ち消えに!?

 それはともかく、深津が芸能界入りしたきっかけは86年、「ミス原宿グランプリ」に選ばれたこと。88年、映画「1999年の夏休み」で本格デビューした。

 「深津も最初は他の新人同様、アイドル路線でスタートしましたが、これがさっぱり。しかし、JR東海クリスマスエクスプレス’88のCMに登場するやガ然注目され、これがきっかけで女優シフトしたんです」(芸能リポーター

 深津の出世作は映画「満月のくちづけ」(金田龍監督、89年)。この映画で日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞。以後、数多くの映画やドラマに出演する。女優として大きく開花したのは森田芳光監督の「(ハル)」(96年)といわれている。映画ライターの野原淳氏がこう言う。

 「映画は当時、パソコン通信といわれたチャットを通して男女の交流を描いたもので、セリフを極端に抑え、PC画面を見る表情に力点を置いた作品でした。深津はそれを見事に演じてみせた。この映画で彼女日本アカデミー賞優秀主演女優賞、森田監督も脚本賞などを受賞。深津の女優としての地位を不動にした作品といっていいように思います」

 「悪人」での役どころは、殺人犯の男に惚れて逃避行を続ける女性の役。主演の妻夫木聡との濃厚な濡れ場シーンもある。

 「深津は若いときから腕のいい監督に鍛えられてきましたから、自分は映画女優という自負があると思います。でも、ドラマ向けの演技も難なくこなす。要するに映画女優テレビ女優との切り替えがうまいということです。そのあたりも実力派といわれるゆえんじゃないでしょうか」(前出の野原氏)

 目下、独身。ひところ劇作家野田秀樹俳優堤真一などとの交際が噂に。06年には写真誌スタイリストとの熱愛が報じられ、ファンはやきもきしたものだ。しかし、恋愛話はそれっきり。今回の受賞で結婚は当分お預けとなりそうだ。



【笹パンダコメント

 そういえば、深津さんのプライベートって、あまり表に出て来ませんよね。

 (´・ω・`)不思議です。

 彼女を一躍有名にしたのは、確かにあのJR東海ののCMでしたよね。可愛らしさ満点でした。

 (動画JR東海CM/再生時間1分
https://www.youtube.com/watch?v=6oIEGL56Bi8

 そんな彼女ベテラン女優の仲間入りです(*^^*)

 映画女優テレビ女優の切り替えですか。なるほど、なかなか出来るものではありません。立派です。

 確かに結婚は、しばらくは無さそうですね。

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