デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

中秋の名月

2010年09月22日 21:37

のはずの9月22日
残念ながら当地方は雨。しかも大雨でした。

一方他の地方に目をやると、東京真夏日だそうで。
秋が来ないという嘆きが聞こえてきそうです。

季節を入れ替える台風も今だ父島のあたりだし、
今年は季節が20日ぐらいずれてるような気がしますね。
すっかり忘れ去ってしまいましたが、
今年の春が来るのは遅かったんですよ。
(GWの時期に桜が咲かないで困っていたところもありました)

さて話を9月22日に戻しましょう。

ご存知中秋の名月。一年で一番月が輝いて見える時期です。
古くから夜空を愛でる風習というのは
全国各地にあります。

例えば星祭。

夏の暑い時期に夜空を見上げる事で気分を一新。
清涼感を味わう、という風習です。
全国各地には様々な風習があるんですが、
これは結構ロマンチック
問題点は天候に左右されてしまうこと。
蚊にも注意が必要でしょう。

中秋の名月秋分の日と一緒に捉えられていますが、
少し意味合いが違うような気がします。
暦の上という薀蓄はあるのでしょうが、
秋分の日はあくまで
秋の豊作を祝う風習として
太古から続いてきた自然に対する感謝の祭。

中秋の名月はそこにおそらく先ほど言った様な、
星祭の要素を加えたもので、
忙しい稲刈りの合間の夜間にお祝いをする事で
ストレスを発散させ、これからも頑張ろう、と
モチベーションを上げるための
行事、と私は考えています。
ひな祭りや端午の節句と同じ、個人でお祝いするタイプの
祭という点からも、類推できます。

(あくまで私個人の考えです)

この時期は秋も深まり、世間では稲刈りの時期。
その年の豊作に感謝し、
その年に出来た最初の貴重な米で作った団子を食べる…。

いい風習ですよね。

街で暮らしている私にとっては
マック月見バーガーぐらいしか月見を
連想させる事がないかな、と思っていましたが、
一面の黄金の田んぼの絨毯は
十二分に月見を思い起こさせます。

ピラミッド型のお供えススキ稲穂の組み合わせ。
夜空には満月。トンボが飛び、
コオロギ鈴虫の鳴き声…。

そういった環境や風習が年々無くなっているのが残念。

その上、今年は春の天候不順、
夏の酷暑、9月ゲリラ豪雨により
あまりいい米が取れないそうです。

また不況や一部の消費者の米離れによる影響で
ダイエットデンプン類が敬遠されている)
価格の下落が深刻になり始め、
農家の経営は厳しさを増しています。

いらないなら止めちゃえばいいじゃない。

そう短絡的に考えられないのが
食料問題雇用問題。

どちらも生活に直結するだけに
大いに考えるべきなのでしょう。

おいしいお米を食べられる幸せ。
私にはかけがえのない、自然からの贈り物だと
思います。

これこそプライスレスならぬロープライス

わずか数百円で出来る感謝の行為。

人は地球に生きる限り、自然を飼いならせない限り、
共生出来なければ生きていけない…。

中秋の名月を頭の中に描きながら
曇り空の広がる田んぼを眺める事にしましょう。
もちろんスーパーで買ってきた
ヤマ○キの三色だんごを食べながら…。

花より、月見より
団子を大いに愛す将太朗でした。



では、また。

このデジログへのコメント

  • 将太朗 2010年09月22日 22:22

    > ミソラン†さん

    お褒めいただき光栄です(照)これでも昔は文系だったんですよ。
    会社では回りくどいとよく言われるのですが…(泣)
    美空さんにも感謝。米(コメ)だけに。あっ座布団取らないで~。

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

将太朗

  • メールを送信する

将太朗さんの最近のデジログ

<2010年09月>
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30