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【木村多江が“飢えた”男たちに・・・】

2010年07月08日 15:00

薄幸からイメチェン
木村多江、女に飢えた
男たちに・・・(夕刊フジ)

 不幸な女の役を得意とする木村多江(39)に、あのエルメスがぞっこん? フランス発祥のファッションブランドエルメスが初めて日本映画とのタイアップを決めたが、その映画の主演が木村なのだ。

 順調な業績のためか、これまではあまり“相乗り”には無関心だったエルメスが、この夏公開になる桐野夏生原作の「東京島」(篠崎誠監督)に特別協力。伝統シルクスカーフ“カレ”(仏語で正方形の意)が、この映画のために特別に作られた。

 映画は、船が難破して生存者が無人島に流れ着くが、男が23人で、女は木村演じる清子たった1人という破天荒ストーリー

 カレは劇中で随所に登場する。清子の“相棒”として殺伐とした無人島生活を彩る重要なアイテムとして使われているのだ。

 木村は“薄幸”の持ち味だけではない、とばかりに怪演ぶりを発揮。最初の夫が死に、力ずくで夫に納まった2番目の夫も殺される。“逆ハーレム”の女王様として君臨するはずが、そのバランスは次第に崩れ、女に飢えた男たちによって、次の夫をくじ引きで決められてゆく。父が誰かも分からない赤ん坊を産むきわどいシーンもある。

 「現代社会の縮図が、無人島という檻のない監獄で生き残るためのサバイバル戦争として描かれ、人間の欲望赤裸々露出している。演じる役者は相当タフじゃないと務まらないだろう」と批評家の間では評判だ。

 「ぐるりのこと。」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を獲得した木村には新たなチャレンジとなったこの映画。常に難役に挑んできたタフな姿勢に、エルメスが惚れたといってもよさそうだ。8月28日公開。

 (望月苑巳)


【笹パンダコメント

 それにしても、逆ハーレムとは凄い設定ですね。飢えた男どもが、ひとりの女性に群がる。恐ろしい光景ですね(>_<)

 この映画にあのエルメスが特別協力とは驚きです。しかも、映画の重要なアイテムが、エルメススカーフになる訳です。

 木村多江さんは、最近では携帯のソフトバンクCMの「選挙編」の“お父さん犬”の秘書役でイイ味出しています。

 さて、木村多江さんのブレイクなるか?

このデジログへのコメント

  • 笹熊猫 尚輝 2010年07月08日 21:31

    > ゆうらさん
    コメントありがとうございます
    あ、原作をお読みになってるんですね(*^^*)
    木村さんじゃ美人過ぎる?
    気になりますね
    エルメスが特別協賛してる関係かな?

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