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「花のあと」レビュー☆

2010年03月23日 21:12

「花のあと」レビュー☆

北川景子主演他。女ながらに剣に青春を捧げてきた以登(北川景子)は、ある日、竹刀で立ち合った江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋に落ちる。ただ一度竹刀を交えた以登と孫四郎。それは生涯忘れられない、そして、決して叶うことのない恋だった。以登には家の定めた片平才助(甲本雅裕)という許嫁がいた。自らの運命を静かに受け入れ、想いを断ち切る以登。やがて遠く江戸から届いた、孫四朗自害の報・・・。そして、徐々に明らかになる思いもよらない真相。以登はあの日以来遠ざけていた剣を手に、静かに立ち上がる―。孫四郎との思い出のため、人として守るべき「義」を貫くために。

10/10点!!泣くことさえ許されない切なさ。けれど、観終わった後は、清々しく晴やかな気持ちになる秀作です。一青窈書き下ろしの「花のあと」がとても良くて、それを目当てに行きましたが、期待以上予想以上に良かったです(*^_^*)四季折々の景色の美しさと、以登の、瑞々しく、凛とした佇まいと、彼女の静かで強い想いとが重なり合って、素晴らしい映像美、恋物語でした。北川景子ちゃんと宮尾さんの棒読みを差し引いても、日本映画の極みの作品だと思います(爆)台詞は極少ながら、伝わる想いは、ずしりと重く、初めて真剣を抜く事に、一切の躊躇いもみせない以登の強さ、想い、それを見守る才助の想い、父の想い、孫四朗の覚悟、定めの中で、いかに己の「義」を通し生きるか、あの時代の日本人の心の美しさが詰まった映画です。やはり、藤沢作品の映像化は、素晴らしいです。活字で、時代劇を読むのが苦手な私には、有難い限りです(^^;)北川景子ちゃんは、殺陣のシーンなどは見とれてしまうほど、綺麗。演技も少し上達していて、驚きました。2010年公開。

このデジログへのコメント

  • yasuni 2010年03月23日 23:04

    ほう!!
    これはチェックですね。北川景子?
    演技派なんですか?
    楽しみですね。

  • ユリ 2010年03月23日 23:44

    > yasuniさん
    いえ、主演の北川景子と宮尾さんは学芸会並みに演技下手です。市川亀治朗さんとか甲田さんが上手でした。作品自体が良かったです。

  • かっちん 2010年04月01日 00:56

    武蔵野館持ってますが、微妙です(^_^;)いつ潰れてもオカシクナイ

  • ユリ 2010年04月01日 09:42

    > かっちんさん
    あのレトロな感じが好きなんですよね~w 人も多くないので、怖くないですし(^^)

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