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奇跡のリンゴ
2009年10月25日 19:20
フレンドさんのログで、皆さんが誤解しそうな報道をしていたので 補足します。
>リンゴの木と
>畑の持つ自然の生態系の
>バランスで生まれた
>奇跡の作物だと言われています。
>
>豊かで複雑な自然の生態系を
>保つ事と作物を収穫する事は
>両立できないと言われていたが
>木村さんは
>それが可能である事を
>歳月掛けて証明した。
これは木村さんのした凄いことです。
でも 皆さん(自分も 少し前までしていた)も誤解している文章があるんです。
それが
>木村さんのリンゴは
>農薬も肥料も一切
>使っていませんでした。
という部分。
まず 分かりやすい方から書くと、「肥料」を使っていないのではなくて 「化学肥料」を使っていないんです。
うちもそうですが、
「化成肥料を入れない=肥料を入れない」
ということではないんです。
自然栽培では、草が肥料の役目をします。
これも 正確には正しくないのですが、草を微生物が分解して肥料になるんです。
土壌消毒をしている畑の場合、土の中の微生物も死んでしまうので微生物が肥料にすることはありません。
なので 化成肥料や有機質肥料を畑に入れるようなのです。
大事なのは無農薬という事。
まず 昔から知っていた事ですが、殺菌にお酢を使っています。
もうひとつは、害虫を捕獲する為にリンゴ酢を入れたバケツを置いて、蛾の退治をします。
殺菌についてですが、お酢を使う場合「自然農薬」と言う場合があるので 一応農薬になります。
残留農薬が厳しくなった時に、木酢液での害虫駆除農家が木酢液を使うのをやめて、化学農薬に戻したという変な現象もあります(これを説明すると 長くなるので書きませんが)。
また、自然にあるものでも 人体に有害なものもあります。
例えばジャガイモの芽やヒガンバナの根(?)
これで農薬を作ったら、理屈だけで言うと 自然農薬になると思います(例え話ですが)。
まあ 植物が吸収する時は、無毒化させると思うので 問題ないでしょうが…
木村さんの凄いのは 無肥料・無農薬栽培に成功したことではなく、自然ではない 人造物のリンゴ畑で、自然との共存を成功させたことなんです。
人造物なので、自然と違い やはり人間が自然とのバランスをとらなければいけません。
リンゴの木だけしか木が無いということは 自然界では考えられない事ですからね。
基本的に、奇跡のリンゴの木村さんの解釈は そのままでもいいのですが、無肥料や無農薬という言葉は 難しいということを覚えていただけるとありがたいです。
なので、自分の場合は 本当の無肥料栽培を目指して栽培しているんです。
このデジログへのコメント
> 春さん
はい。
同性ユーザーは非公開ですが、フレンドさんにトラックバックで知らせる為です(笑)
> naoさん
それが5年くらい前です。
焼酎は問題ないでしょうが、木酢液は 粗悪品(廃材から作ったもの)も多いらしいので、そういうのは使わない方がいいかもしれませんね。
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