旅行日記（まとめ）

結局全4回になってしまったオモテの旅行日記。
全力でまとめ、に入ります。

あなたにとって旅行、とはなんでしょう？

私にとっては、「伊勢」でした。

その心は「ええじゃないか…」



だから今回初めて伊勢神宮にお参りできたのは
嬉しかったりします。

江戸の中期、庶民の楽しみは「旅行」だったそうです。
普段の生活から開放され、
その土地土地の全てを
色々と感じ取ることができたから。
それはひょっとすると起こりえた
もう1人の自分の未来の姿。

旅行に一番重要なのは実は想像力なのです。

時は移ろい、現代日本。
世界にその舞台を移しても、その気持ちは同じ。
自分のいつもの世界を抜け出し、
不安と楽しみの中、気の知れた友人と楽しめる
共通の幸せ。

旅行はいつの時代も楽しみを求める人間の
期待に溢れています。

人は想像力の動物。
これほどまで、未来に対し、希望を持ちつづける
存在は現存する動物にはおりません。
だからエゴがむき出しになってしまう。
現実の延長が未来の一つではない、と
教えてくれます。

将来、宇宙や、海底が旅行の一つに
加えられたとしても、その本質は変わりません。
人が何かを感じ取るための手段。

それが旅行なのでしょうね。

ひょっとするとこのデジを読んでいる人と
いつか会えるかも知れない。
もしくは会っているのかも知れない。

そう思うとわくわくします。

結論。

旅はやめられません。


最後に一言。「ええじゃないか」には
続きの言葉があります。
「ええじゃないか。どうせこの旅が終わったら、
また普段の私に戻るんだし…。」

現実に対するシビアな目線が
旅行に対する憧れに繋がっていったのでしょう。

実は旅行とは自分の立ち位置を確認する場でも
あります。
なかなか、シビアです。



さてそろそろこのログも現実に戻る時間が
やってまいりました。

次回からはまた普段着の将太朗をご覧ください。



今週も頑張りますよ。