３０％増量

オレの好きなジョージアの缶コーヒーが今だけ３０％増量で１３０円たる商品を出している。

普通のが１２０円なんだから....だいたい９％ぐらい？値段が上がって３０％増量って事は...お買い得だな！
具体的に言えば２１％お得だな！

経済的通念に敏感な、まあ平たく言えば貧乏人根性丸出しなオレはすぐさま購入。取り出し口から出て来るのをわくわくしながら待つ。

それで第一印象なんだが....なんかキモいな。
デザイン的に上手く出来てるんだけどちょっと離れてみればこの微妙にのっぽな感じが限りなく違和感を感じる。

でもま、な！
飲む分にはそんなに気にならないしな！

と飲んでみるのだが。
普段だと飲み終える頃にまだ重さを感じる程残ってるとなんか調子が狂う。
すごく狂う。
なんかもういい加減にして残ったコーヒーを捨てたくなる自分に気付いてびっくりする。

嫌いな味じゃ無いんだよ？
そしてお腹がいっぱいってワケでもない。

おそらくだけど、オレ、コーヒーの事をあんま飲料としてとらえてないみたい。
なんつーか、気分転換の道具みたい。

自動販売機の前に立ち、お金を入れてコーヒーを買う。
そして飲んで、缶を捨てる。

その一連の流れをする事により気持ちが紛れてすっきりするんであって、この時間が短すぎても長過ぎても気分転換の用を足さない。

だから缶コーヒーのあのサイズとあの量が一番自分にぴったりなのかもしれない。

おそらくこれからは２つ並んでたとしても普通サイズのコーヒーを買うだろうね。多少割高感を感じつつも。


きっとおそらくだけどタバコもお値段据え置きで長さが３０％UPとか言われてもイヤなんだろうなあ...。