- 名前
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価格競争
2009年07月31日 13:46
昨日 前に契約していた駐車場のおばさんの畑を機械で耕しに行くと…
15年以上前の刈払機がありました。
ホームセンターで買ったみたいですが、数回しか使っていないようで 状態も良かったです。
もう使わないということなので、もらってきました。
エアクリーナーのスポンジがボロボロになっていたのでエンジンはかけていませんが、見たかぎり しっかりとした仕事をしています。
今の安い機械は とりあえず使えればいいという感じで、強度を下げたり部品を付けなかったりしています。
でもおばさんの刈払機は、ちゃんと防振装置も付いているしプラスチックで強度を下げるということもなさそう。
もっと言えば、知らないメーカーではないんです。
なんとkawasaki。
あのバイクを作っている川崎重工だと思います(違うかもしれませんが 農機屋さんも知っているメーカー)。
今の安い機械は たぶん中国産とか多いと思うんです。
「中国産＝粗悪品」と言うつもりはありませんが、安い商品を作るために 削れるところは とことん削る。
何かに似ていませんか？
そう畜産業です。
自分は、高校時代に課題研究で畜産を専攻しました｡
本当は野菜を選びたかったのですが、野菜は すべて先生が内容を決めていたので、自分で課題を考えられる畜産にしました。
そこで養鶏(産卵鶏)について勉強したのですが、産卵鶏は 卵を産む最低限の餌を与えて、不足分は 鶏自体が体を弱らせながら産んでいるんです。
冬も 夜明るくして、卵を産ませるし…
なので、すぐに卵を産まなくなります。
そうなると 新しい鶏に変えて…
古い鶏(廃鶏)は たぶんキャットフードとかになっていると思います。
今の「安い」は どこかに負担がかかっているんです。
昔は職人のプライドみたいなものがあったと思うのですが…
安いって いい事ばかりではないです。
このデジログへのコメント
安くて良い物も確かにありますがどちらにしても見極める力が必要なんですね。
良い頂き物をしましたね。
確かにそうですね～
コストを削る量産式は プライドも愛情も
商品にないから 今の時代の常になる？
> あずきさん
良いかは まだ分かりません。
kawasakiの刈払機は、今は珍しいので 自分のお願いしている農機屋さんでは扱ってなくて…
たぶん 部品の流用はできると思うんですけどね。
> ヤヨイさん
まあ 自動車のように 大量生産することで質は落とさずに価格を下げるものもありますが…
でも 今の自動車は、質を落とす生産しているものもあるみたいですけどね。
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