ウィンウィン

擬音ではありません（笑）

「WIN WIN」
双方が得するというような言葉です。

これって 自分は好きな言葉ですが、人によっては嫌う場合があります。

これって お互いに勝っているようで負けているんですよね。

分かりやすく言うと 三者一両損というやつです。


この話は たしか、３両拾った人が 色々とあって落とした人に返しに行ったが、落とした人は 自分の手元から離れていったお金なので受け取れないと言い、拾った方も落とし主が見つかったのだから 貰えないという話。

そして お奉行様に相談に行くと、お奉行様が一両出して ２人に２両ずつ渡して、２人に
「普通に受け取っていれば １両損しなかったのに」
と言って ３人が１両ずつ損するという話。

これって 得なのでしょうか？損なのでしょうか？


３両というお金は基本的に変わりません。

別な例え話で分かりやすくすると、１つの大きなパイがあったとします。
パイは １人で食べるにはちょうどいい。

あなたは １人で食べますか？

では その続き。

あなたは そのパイを半分食べたところで お腹を空かせた人が１人いたとします。

あなたは残ったパイをあげますか？


ここで 半分あげる人は、WIN WINというのを行っている人だと思います。

たしかに 自分は満腹にはなりません。

でも、その後パイをあげた人が、あげた量以上のパイを返してくれたら…

まあ １人のパイの大きさが決まっていた場合、あげた分以上が返ってくることは ほぼ０だと思いますが…


でもパイの独り占めをする人がいなければ、WIN WINとは言えなくても ３者１両損はありえると思います。



パイの独り占めじゃない付き合い…

大事にしたいです。