- 名前
- タナケン
- 性別
- ♂
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 口から生まれてきた?(←ナメック星人じゃないよ(笑))らしく,話したりするのが大好き...
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雨男の恐怖
2006年04月28日 15:52
知り合いに,ものすごい雨男がいる。
本当にものすごい雨男で,ワールドワイドなんだな,これが。
そして,超局地的だったりもするんだな,これが。
まずはアメリカとオーストラリアでの出来事なんだけど,アメリカ編。
ホームステイの引率で彼はユタ州のセントジョージというところに行ったんだけど,そこはほとんど雨が降らないので有名な場所だった。
実際,前年,僕も行ってきたんだけど,一切雨なんて降らなかった。
ところが,彼が行った年だけ,乗馬の途中でモーレツな雨が降って,みんなずぶ濡れ(笑)。
その後の行程も省略されて,せっかくのホームステイが台無し(みたいな)。
本当に雨が降らない土地なんだよね,ユタって…だって塩湖があるくらいだから。
次はオーストラリア編。
これはオーストラリアの北の都市で,季節は夏,知り合いが1年留学しているので,そこに遊びに行った時だった。
前日までは一切雨など降っておらず,彼は海外で初の大型バイクに乗ることを楽しみにしていた。
だが,しか~し!待ち合わせの場所でバイクをレンタルし始めるくらいから,雲行きが怪しくなり,バイクに乗る時には土砂降りの雨。
レンタルバイク屋の親父もさすがにかわいそうに思ったらしく,お金は取らなかったらしい。
で,結局,レインギアを借りて,知り合いのバイクに2ケツして簡単に観光をしたということだった。
彼が帰った次の日,オーストラリアにはまたギンギンに照りつける太陽が輝いていた。
次は日本編。
友人と一緒に長野の温泉に入りに行った時だった。
その日は飲んだくれて,次の日起きると,その雨男ともう1人の友人が車で来ていた。
一緒に行った友人が呼んだらしい(…呼ぶ方も呼ぶ方なら,来る方も来る方だな,ホント…)。
本当は,そこから電車であてのない旅でもしようと思っていたが,車が手に入ったので,車でまずは金沢に行こうということになった。
当然,空模様が怪しくなり,富山に入った頃には,土砂降りの雨。
『ここまで来ると神業だな』とみんなが感心するほどだった。
で,金沢に着いた頃には,何とか小降りになっていて,その日は金沢の繁華街「片町」にいって甘エビをたらふく食べた。
次の日,朝早くから雨男は別行動だったらしく,すでに姿がなかった。
こちらも行動を開始して,飛騨高山を目指すこととなった。
ふと気づくと天気はすでに回復していたが,その後のことは誰も予想していなかった。
途中,山中の温泉に入り,かなり気持ちよくなってから,白川郷に立ち寄り,目的地の飛騨高山に到着した。
そこで,雨男と連絡を取ってみた。
すると,あちらは「十津川」というところにいるらしく,良く訊いてみると,ものすごい豪雨で,電車が止まっているらしい。
『あな恐ろしや』という思いと『本物の雨男だ』という思いをつまみに,飛騨高山の夜は盛り上がったのでした。
皆さんは,こんな「雨男」知っていますか?
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