- 名前
- 絵梨菜
- 性別
- ♀
- 年齢
- 55歳
- 住所
- 京都
- 自己紹介
- 小柄なのでいつも若くみられます。^^ 楽しくメールできる方、待ってます。
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死神。。。
2009年06月21日 18:18
「ご隠居。聞いて下せぇや」
「なんだい。八っあん。また女にでも振られたかい?」
「へへ、図星で。」
「お前さんが昼間から酒を飲んでるときは大概ね。」
「茶屋のおみよ。他に男がいやがったぁ。八っあん、八っあんって甘い声で誘っておきながら。。。」
「そう思ってたのはお前さんだけだよ。おみよさんには罪はない。」
「くっ。ご隠居まで、そんなぁ。。。おいら、おみよを道連れにして大川へ飛び込みたくなりやしたよ。」
「おいおい、物騒な。そんな話をしてると死神に憑かれるぞ。」
「死神って、死にそうな奴のとこに来るんですよねぇ。」
「そうともいうなぁ。」
「クワバラ、クワバラ。。。おいらまだ死にたくねぇや。」
「さっき、死ぬの殺すのなど喚いてなかったかい?(笑)」
「八っあんや。死神というのはな。」
「怖い話は苦手ですぜ。」
「死神というのはな。
死にたがり屋に憑つくらしい。」
「で。そいつをあっちへ連れて行くんで?」
「いやいや。そいつの傍にいて不幸を楽しむのさ。
死神は、人の死が好物。だからそいつの周りの人間を次々とあっちの世界へ引きずり込む。」
「うひゃ。そんな目にあったら益々死にたくなりますぜ。」
「そこなんだよ、八っあん。
また死にたくなる。死神はずっとそいつに憑ついたままだ。シャバはいごこちがいい。だから、そいつを殺さない。」
「まるで生き地獄ってやつですぜ。」
「うむ。」
「逃れる方法はないんですかい?」
「いや。死にたがらなけりゃいい。」
「へい?」
「毎日楽しい事を考えて、まっとうに生きようと頑張って、好きな娘のひとりでもこさえて、その娘との祝言を夢に見て。。。
幸せに暮らそうと思ったころに。。。」」
「ほほう。死神は居心地が悪くなって逃げていく。」
「うむ。
死神は、アンタをあっちの世界に連れていってくれるよ。」
お後がよろしいようで。。。
このデジログへのコメント
> ノンビリ カメさんさん
死神に憑かれないようにしないとねぇ。
私なら憑いた死神をヒィヒィ言わせてやる。
鞭とローソクで(違うかww)
> hayatoさん
福の神より先に貴方に憑いてやる。^^;
貧乏神に憑かれた女より(ww)
> こうもりさん
生きてたか。良かったな。
ナイチンゲールは生きようと頑張ってる人しか看病はしないよ。
わたしゃ。あんたがかろうじて生きてくれていればそれでええ。
因みに『チンはナイが』
> こうもりさん
はいはい。。。
私も、今回だけは許してやる。
従順な男であり続けろ!!
病院へ行って、本物の白衣の天使にあって来なさい。命令です。
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