デジカフェはJavaScriptを使用しています。

JavaScriptを有効にすると、デジカフェをより快適にご利用できます。
ブラウザの設定でJavaScriptを有効にしてからご利用ください。

ボクが涙するもの、について。

2009年06月02日 22:54

ボクが涙するもの、について。

あまりにも、露骨に、みせびらかす、かのように、
紅灯の巷に消え行く二人
あの日、ドアの前で
立ち尽くした自分を思い出す。

二度と、ごめんだ、
なんて、つぶやきながら。

しきりと、ボクに握手を求めてくるひと

体よく、ボクの言葉のきれっぱしを手に、
さも、自家薬籠中のものと、いわんばかりに、
得意げに、首尾を語る、ひと

それは、あれですかね、
ひょっとすると、
ボクに、ただで働け、と
そうおっしゃっている
わけですかね?

・・・どいつも、こいつも、とか
毒づきたくなるけれど、
どうやら、相手たちは、
本気のようで、
ボクはやはり、
よほどおめでたい人間と、
思われているらしい。



浅草にて採血される
レバを食べたくなる
美味しいの、だけ。

浅草からの帰途、婦人科系の病にて、
手術をするという、26歳のIさん、とばったり。
少しだけ、話す。
なりゆきで、携帯番号を交換
なんと、PHSユーザー!
なんと、昼ごはんに、カップラーメンを食す、という。
貧しい食生活に、慣れてしまっているのだろう。
はるかに、ご馳走してあげるべき、と思う。

健気、の暮らしを
まもってあげたい
その思い、だけで、
ボクのこころは、少しだけ、
あたたかく、なる。

ボクは、ひとのいたみ、にとても弱い
弱いものに、とても、弱い
見たくないのに、目を背けることが、できない

けれども、弱いは弱いまま
そこに自分がいることも、
主張する、こともなく、
生きている

その懸命に、
その健気に、
ボクはいつも、
涙する

このデジログへのコメント

まだコメントがありません。最初のコメントを書いてみませんか?

コメントを書く

同じ趣味の友達を探そう♪

  • 新規会員登録(無料)

プロフィール

callo

  • メールを送信する
<2009年06月>
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30