- 名前
- 七瀬カイ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 39歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- てんかんにアスペルガーって障害まで引っ付いて 母との離縁に乖離まで;? どっからどこ...
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悪夢に怯えて・・・
2009年05月29日 23:50
毎晩「怖い・・・」と言うUさんが、
お茶会の後眠るまで笑顔で過ごせたのもあって
「じゃあ、残りの何日か毎日お茶会しようね。」と約束したのは一昨日。
昨日は埼玉までの通院の後、寮までの帰路に時間がかかったのもあって出来なかったので、
今日 お茶会メンバーを集めて薬局での調剤を済ませた後に商店街のマックでのんびりした。
それでも浮かない顔でいたので、百均でお菓子を調達した後「夕飯後に・・・」と決めていたのだが、
それもちょっと別の寮から来てるSの門限上延期になった。
また今日も夜に怯えるUさんときっと過ごすだろう・・・
ー・・・帰り道
七「Uさんは基本周りに気使い過ぎて黙ってるとか、それに合わせてるだけ・・・って多いから。
こっちとしては素直に感情だして欲しいんだけどね。
今のは結構嬉しいんだよ。」
百均で買ったお菓子の詰まった袋を手に心なしかご機嫌そうなUさんの後ろでSにそっと言う。
S「解りにくいね^^;そっか・・・長く付き合ってないと解らないね。」
七「う~んマックは前にお金使って怒られてたんだよね(-"-;
正直そこは頭に入ってなかったから;返って不安にさせちゃったかも;」
どうやら「ただ、お茶会をする。」だけではダメらしいと少し無駄になった小銭と時間を少々名残惜しくも思ったが、
何となく予想出来てた部分もあって改善は出来そう。けれども彼女にとって、こうしたから・・・と毎晩襲いかかる不安を消せるわけでもないので一時の凌ぎか気分転換が関の山・・・か。多分 気分転換をした後安心しきった状態を維持しながら眠る・・・というのがベストなのだが・・・
一言に「グループホーム」や「自立支援/生活訓練寮」と言っても、私が今いる場所は利用者の皆がワケ有りだ。
障害・・・というよりは各々の理由で「居場所がない。」といった感じの・・・
その証拠に程度としては軽い方の人にも関わらず、メンタル面や性格的な部分に難有りという人は多い。
何時間か言い聞かせ、お笑いネタも無いので詩の朗読やら色々手を尽くして
やっと安心して眠りついたのを確認してのんびりと過ごす。
自分の感情やら色々抑圧し過ぎてしまう同室の相方。今月までとはいえ、
寮が少し離れるでも、こういう所は心配でならない・・・
この部屋を出るまでに彼女がもっと笑えるようにしたかった。それが一番心残りか・・・
通えない範囲まで寮の引っ越しをするワケでは無いのだけど・・・
彼女が怯えているのはきっと正直悪夢とかではなく、
自分や誰かの死とか・・・そういう訃報というか・・・そんなものの象徴である何かなのか・・・と思う事が多々ある。
その度 「本当の別れ」特に「死別」というのがどんなものかを思い出す。
私にとって「別れ」は「死別」という一番最悪なイメージでしかないし、それこそ「本当の意味」で言うなれば尚更それしか浮かばない。
仮に彼女と同じ状態であった時の事を思い出しても
生きてる上での「現実」とそれを終えた「非現実」という二分された相容れないものはハンパなく痛い・・・!
真実として打ちのめされたから。
目に見える現実すら歪めてしまう状態に覚えがあった分
この状態が凄く辛いと・・・理解出来るのに・・・
何年がかりの不安に 恐怖に 怯えているの?
何故ぬぐい去ることが出来ないのか・・・それの手がかりは本人のみぞ知るところ。
残念ながら彼女の場合は無自覚か、言葉で言い表す事が無いので理解できないのだが・・・
蛇 霊 火事 死・・・悪夢ではあるが、毎日決まってこれしか聞かない分意味合いとしてはかなり深い。
ただ、ここまでくると、抑圧した感情やトラウマからうなされてるように思えてならない・・・
U「怖いよ・・・寂しい・・・」
笑顔が見たい。心から安心出来た時の本当の笑顔。
(ねぇ・・・笑って?)
疲れた身体を横にして、最初打ち込むログ内容が頭から消えた状態で
ぼんやり胸の中を掠めたもの悲しさをふと思い返しながら 少し無力感に似たものに打ちひしがれてる自分を省みる。
何が 出来ただろうか・・・と。
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sentfrom W-ZERO3
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