- 名前
- てぃあ
- 性別
- ♀
- 年齢
- 54歳
- 住所
- 東京
- 自己紹介
- 離婚しちゃいました(笑)。ちょっと気になる人はいるけど、自由気ままな相手なのでなかな...
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静かな想い
2009年04月15日 14:50
彼と会ってから翌日だったか、
急に彼の新しい仕事が決まって、忙しくなって。
私も同時に、なぜか忙しくなった。
急な仕事が入ったりとかして。
とりあえずお互い頑張ろうねと連絡をして、
いろんなことにばたばたとするこの頃。
お互いに、新しい出会いがあると共に、
自分との闘いの日々が始まったというか。
なんか不思議だなあ。
翌日お互いに同じような変化が起きるなんて。
なんか気が付くと不思議なことで繋がっている。
彼とはたまたま知り合って、
それからどんな人なのかあとから知ったし、
彼もいろいろとやりとりをするうち、
私のことを徐々に知っていって。
だいぶ前に差し入れを届けたときにカードを添えたことが。
そう、本人には忙しくて会えなかったので。
小鳥がオリーブの枝を運ぶ絵が水彩で描かれた、
いかにも無漂白っぽい地色の絵はがき。
なんだか気持ちがホッコリするので選んだんだった。
それに、ちょっとだけメッセージを書いて。
彼が鳥の小物が好きだと知ったのは昨日のこと。
何とはなしに選んだものが繋がっちゃったのが不思議だった。
きっと女友達はいうだろうなあ。
「偶然だって。考え過ぎよ」って。
そうかもしれない。
でも不思議なくらい、彼とはそれが続く。
知り合ったきっかけも、
彼と頻繁に連絡を取り合うようになったきっかけも、
たまたま私の周りにいた人たちがいたからだったし。
たくさんの偶然が重なって、
繋がった細い1本の糸。
そこに惹かれていくのは、
私にはとても自然なことに感じられて。
昔からの友達みたいに、普通に話して、
忙しいからもう行くねと言ったときの、
もう帰るの?という、
ちょっと不思議そうだった彼の表情とか、
なんかもっといろいろ話せそうだったのに、
なんだかちょっと怖くて、逃げたみたいな感じ。
うん、怖かった。だから自分から逃げた。
たぶん、彼に恋してしまうのが分かっていて、怖くて。
お互いに忙しいから、
今までみたいに頻繁に連絡を取り合うことは、
しばらくの間ないかも知れないけれど、
1本の糸は、たぶん切れない。
互いが生きている限りは。
「グレーの時が一番辛いよ」
友達が言ったことを思い出した。
そうかもしれない。
でもきっと私は月を見あげる度に彼を思い出す。
今頃何をしているだろうって。
彼が思い出す人たちの中に、
私は入っているだろうか。
入っていなくても、構わないかも。
……逃げ腰だなあ、私。
でも、彼じゃない彼に勝手に恋をしたくない。
私はそっと彼に、寄り添いたいんだ。
きっと全てを認めながら。
好きだって言えない癖に。
このデジログへのコメント
> ひ~ちゃんさん
ありがとうございます。
私の色……今の臆病な私にも、いつか出せるのかな。
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