『うつを克服する最善の方法』（生田哲）から学んだことーその２

前にかいたログでは書かなかったけど、そこに書かれていたことでもうひとつ印象的だったことは、うつになっても薬を飲んだりするより、有酸素運動をきちんとやり続けるということだった。無気力になっている人には少し難しいことだけど、結局臨床的な実験、試験からも、それがうつからの回復には最も有効らしい。

　ただしここのログを読んでくれる人がうつからの回復に関心があるなら、そのこととともに、うつは、ビタミンＢ群の不足や、貧血、甲状腺機能の低下などからも起こることも書いてあるから、関心があったらそういうことを知るためにもこの本を読んでみてほしい。
　ともかくうつだからといって、精神科や心療内科の医師から処方された抗うつ剤に安易に頼ることはしないでほしい。それからうつは自分のこれまでのいき方や、ものの考え方になにか自分を落ち込ませていくなにかがあり、そういうことを見つめ直すいい機会だととらえ、自分の生き方考え方を捉え直すいい機会だと考えて対処してほしい、みたいなことも書かれていたけど、私もまったく同感だ。私自身がそういう状況から自分の生き方を見つめ直すことで、
回復してきたという体験があるから、その点はほんとうにそう感じた。