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『自分探しの瞑想一人で始めるプロセスワーク』ミンデル、地涌社を読みつつ

2009年01月20日 23:15

最近での2冊目のアーノルドミンデルの本を読んでいる。とても惹かれるというか、これまであまり本格的にはやったことがないワークのことが書かれていて、それは私が直面している限界などの超えていくために、とても多くの、というか深いヒントを与えてくれているような気がする。
 ここに書かれていることは、部分的にはこれまでもさまざまなワークショップの中で体験したことのような気もするーチェア-テクニックとか、ライヒ系のボディワークのある種のものとか、野口整体の活元運動とかーが、ここに書かれているようなそのことに本格的な焦点をあて、そのことの意味を明確に語っているワークは私は体験したことがない気がする。もちろん読んだことがないのだが。4年程前だったかアビに紹介されてミンデルの本を1冊読みはした。とても惹かれるもの、これはいいなーと思いもしたけど、そのワークの基本的な内容?に関し、そのときはよく理解できていなかった気がする。というか別の面に惹かれていたというか。
 ともあれ今回再びミンデルの本を読んで、ここに書かれているような方法で、自分を見つめてみたいし、他の人との関わり様にもここに書かれているようなことを、できる限り取り入れていきたいと思うようになった。プロセスワークワークショップも体験したいし、それを本格的に体験的に学ぶことに、しばらくは出来るだけのエネルギーをつぎ込みたい。
 簡単にいうとこんな感じだ。
 繰り返し夢を見るとか、身体にある症状が出てきたとき、その感覚に注意を向け、もっと強く感じられるようにそれを増幅してはっきりさせると、その感覚から出てくる意味がわかり、そしてその感覚が消えてゆくことが起こる。一つの状態を変えるのではなく、その流れてゆくプロセスに気づき、その流れに添おう、その流れが行きたい方に行くことを援助しようとするのがプロセスワーク訳者文の要約)。というようなことだ。
 これだけ書けば簡単なようなことだけど、これは私にとっては私自身とその周りで起こっていることに関し、とても新鮮な対処方法を提示してくれているかに思える。もちろんこうした考え方とそれにもとづいた対処方法は、
いわゆる心理療法とか精神療法などのあり方の、根本的な変革へ向かうものであるということなどからも、とても心動かされるものなのだが。
 
 ともかく久しぶりにわくわくするようなワークに出会っている感じで嬉しい。もう随分前からこうしたワークが日本にも紹介され、実際にそのワークショップも行われてきていたのだということに、嬉しいような、むず痒いような感じも味わった。

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