- 名前
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- 主にログ交流を愉しんでます♪ 読むのも書くのも大好きなので 気になったログには フレ...
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差は悪?
2008年10月05日 14:39
さっき漠然とテレビをつけたら 幼児向けの
ミュージュカルのようなものが映った
そこで思い出したのが 先日逢ったばかりの 秋田の甥たちのこと
兄には
中1の野球少年
小4のサッカー馬鹿ゾウ
そして保育園に通う4歳児の 団子三兄弟(古い!)がいるのだが
一番に 私をオバチャンにしてくれた長男は 実は手放しに可愛い
兄夫婦曰く 難かしい年頃になってきて 反抗期まっしぐら
時々 手を挙げそうになるとは言っているが
今回の私の帰省のように 大勢で食事しているときには
結構 饒舌になるようで 両親の呆れ顔をものともせず
学校の流行りや 野球の監督の いつも同じの口癖のことなど
コタコタと語ってくれた
(帰った翌日に 大嵐の中 応援に行った 彼所属野球部の話しもたくさんあるのだが これはいつかの折に)
二番目は 異常にいつもテンションの高い子
私からみれば 要領がよく 適当な嘘や失敗の辻褄を
いっつも長兄を利用して 上手く立ち回っている賢さがある
兄曰く 「昔のお前をみてるようだ」
、、、、そうでした 私もズルでした、、当然バレてましたね。。
でも そこまで解っているのに 何故に兄も義姉さんも
騙されたフリして 兄を怒るのか?
だから 長男は暗くなってきたところもあるのにね
そして 今日の日記の中心 無敵の4歳児は
誰にでも ニッコリ笑顔をふりまける まさに天使系
いつこんな世渡り術を仕入れたのか 女性をみんな
「おね~さん」と呼ぶので 保育園の給食の先生も
ニンマリ 好きなうどんを大盛りにしてくれるとの事
遅く妊娠がわかり 兄たちとも年が離れている分
心配があったらしいが 出てみれば 手の掛からない
世離れした子であったと
兄夫婦も交えて食事した夜
保育園で8月初めに行われた 夏祭りのビデオの鑑賞会になった
4歳児のクラスでは =親指姫=の簡単な劇をしたそうだ
へ~、高尚な、、、と想ったが 来年には一輪車を全員
練習し 車上のミュージカルを卒園前のイベントとして行うので
劇なんてチョロイらしい
「みっちゃん、何の役だったの?」
その日も 変わらず ニコンニコンしている甥に尋ねると
「魚さん、やった~」
あ~ 魚ってどんな役割だったかな。。。?と
思い浮かべている内 早送りしていたDVDが止まり
ザワザワする父兄の声を 寸断して 音楽が流れた
!!!目を疑ってしまった
幕があがったステージには 赤・青・白のドレスを着た
女の子
(せ~の)という小さな声が聞こえて
三人が大声を張り上げる
「私は ひめさま ちいさなちいさな 親指姫よ」
義姉さんが 母に
「アレ、はるかちゃんです。ほら、前にミッツを噛んで、、、、」
と説明を始めている
...
疑問をそのまま 抱いて 取り敢えず 眺めていたら
今度は 男の子が 4人 緑のスモッグに カエルのお面を
つけて登場
みっちゃんが撥ねる
「あれ、け~くん。いま転ぶよ~」
バタバタと 皆がバトンのように 科白を流す
その内 予言通り 右端の子が けっつまずいてコケ
”あ~”という ため息交じりの 父兄の叫び
泣く前に 先生が袖から脱兎のごとく 彼を抱えて 消えていった
(先生たちの迅速な動きは 素晴らしかった)
遠くから 号泣が録画にも入り 一部父兄のクスクス声も
三人の親指姫が 揃わないセリフを言ってるとき
左袖から みっちゃん含め 3人の魚が登場
「ほら~、真中よ。ぼく、あそこ~!」
興奮が頂点のみっちゃん
長兄が怒鳴る。
「みつとも!わかるから黙れ!座れ」
その長男を 兄がバッコリ はたく
....
もう 実家での この話しは省略させてもらうが
不思議に感じた私が 時代遅れなんだね
ツバメも 王子も 花の妖精も 雪の妖精も
4-5人現れるのは 常識だったんだ
モンスターでないにせよ 誰でも 我が子の良い役をみたい
その気持ちは 子のなき私でも理解できるが
集団劇は 収集がつかず 練習に3ヶ月以上はかけているらしい
ここではないが よその保育園では
子供に順位をつけて惨めな思いをさせないよう
徒競走は禁止 運動会は ダンス・お遊戯の場としているそうだ
何かおかしい
足が速い子は 持って生まれた才能といってしまえばそれまでだが それはその子の輝かしい個性
華のある子 感情を理解できる子は 劇で良い役につく
誰も それを疑わない
それじゃ 駄目な時代なんだね
ならば 秀でたものを持っていても 得にならない?
昔 先生が選んだ役付きの子は やっぱり何か できる子だった
一クラスの出し物に 役はせいぜい10人分
余った子供は 木の張りぼての前に8人立つ
石の置物の前に座って6人
原作に多分なかった 風の役に5人
村人役に 後半いきなり現れるのが 10人
みんな その他大勢のセリフ
「そ~だ!そ~だ!」
とか
「駄目だ!駄目だ!」
などと 音頭に合わせて叫ぶためだけに ステージに立った
私は時折 主役級ではないが 端役をもらえた年もあったが
皆と呼吸を合わせて
「そ~だ!そ~だ!」の年も 頑張って こなしてきた
格差をなくし 平等を唄い
でも何処まで それが通用するのかが 心配だ
ずっと 能力以前に 誰しもが同様の扱いを受けて 増長した心が
本当にできない事にぶちあたったとき 実は 助けはないという事
普通の成長であれば
耐えられるよう それまでにはなる算段なのだろうが
そうでない子供は?
挫折の規模が 大きすぎないだろうか?
それでも 我が子は主役であって欲しいだろうな
せめて この可愛い時代だけでも
我にかえって 見直したテレビは
主役が一人で 安堵した(笑)
このデジログへのコメント
> 丘紫さん
秋田でも小学校は普通に順位ありのようでした。遅い子も早い子も一斉に手を取ってゴール?ですか?逆に気を使いすぎて子供を傷つけないかな_(._.)_確かにビリは好まなかったけれどな~
ははは ^^;
時代なんやろなぁ…(^_-)
勉強の得意な子、走るの早い子、歌の上手い子、絵が上手な子。
各々秀でた所を知るのも教育なのにね。
> 赤ワインさん
う~ん、先生たちもクレームが怖いんだと思う。子供の希望とったら皆主役を本心はやりたいだろうから、大変なんだろけど。因みに甥は鮪が好きなんですんなり魚さんで(~o~)
> yukitoさん
本当!子供の個性をどんぐりの背比べにまとめる必要はないと思う。徒競走が早くて賞品をもらう男子はヒーローやった。ビリでも楽しい思い出にするのが大人の役目なん違うかな。。。
> やまねこさん
給食費を払わなくても権利は主張するイマドキの人が多いから、管理者は大変なんだろうけど。何処で発揮するかはその子の自由だし、どうしても駄目な子は努力が足りない、、言いすぎ?
> ひこさん
あ~、同じ集団でこなすなら、その方が得策やね。まさか順番でまでささってこないやろな(笑)。難儀なことだけれど父兄の心情優先でしょうね。
> ぴぴさん
そう、それ!その子の可能性を引き出してあげるため、自分がやる気を出すにもある程度の凸凹は必要な気がする。○○ちゃんのようになりたいとの目標も、小さくても持てると思うしね(^^)
余りにも擁護し過ぎる帰来はあるかもねぇ…(・・?)★自分で解決する力を付けさせないと…( ̄~ ̄;)…
> tomyanさん
大袈裟ですが、過剰に保護した結果、何かにぶちあたったとき、キレたり人のせいにして正当化する半大人になるのは、周りの責任だったのかも。さっきアキバ事件の映像をみて思った
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