re-writer

麦酒を呑むなら付き合いたい旨、メール。
なんとなく、ノーサンクス、の雰囲気漂うレス
ならば一人で飲もうかと思うが、
やはり会いたくなってしまい、
２２；５０　電車に乗る。
土曜の夜、隅田川花火大会の見物客だろうか
あっちゃこっちゃで、浴衣姿に遭遇

ｱｷﾊﾞの地下鉄で、盛大にお店を広げる若い女の子、
あれは父親だろうか、
背中をさする前に、
飲まさないようにすべきだろうに・・・

コンビニでかんちゅうはい、発泡酒とアイス

白いイヤホンをシェアしつつ、
ほとんど、ずっと、音楽の話
すんげえ愉しそうな笑顔が、
やっぱり素敵で
思わず頭をかじりたくなる

3時半ぐらいまで話すと
僕に睡魔
その後、自分の性欲に負け
自分だけの性欲に復讐される

起きると、下半身、裸。
もう、6時回っていて
夜はほぼ、明けている

名残惜しく、彼女の下半身にキスしていると
昂ぶってしまい、
準備もなにもできていない彼女に
性急に押し入ってしまう

彼女の反応を
二度、感じる

セックスだけの関係にならないように
という言葉が頭を行き交いもするけれど
ボクはまだ、彼女を抱けてもいないし
何に応えてもいない