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内なる変化

2006年02月13日 23:22

日本において指折りのイベントに数えられるバレンタインデーが、いよいよ明日というところまで迫ってまいりました。
いったいどれほどの男性がその日を待ち望んでいるのでしょうか。もちろん、エンドウさんも当日を少しばかり楽しみにしております。
チョコレート自体は甘ったるくて多くを食べる気にはなれませんが、件の日に受け取るプレゼントの数は人気のバロメータというような感があるので、多くを受け取ることに若干の期待を寄せることは無理もないことです。
しかしながら、抱えきれないほどの贈り物をいただいた経験はありません。
別に明るく愉快で楽しい性格ではありませんし、熱い視線を集めるような容姿でもないので、どちらかといえば目立たない部類の人間に当たります。
もしも自分がイケメンだったら、例えば今をときめくKAT-TUNの亀梨君のような顔だったら、身長と相まってものすごいモテるのではないだろうか。バレンタインデーともなれば星の数ほどチョコレートがもらえるのではないか・・・なんて思います。

ただ、どれほどのルックスを備えていようとも、親しみやすいキャラクターを披露しようとも、亀梨君みたいになりたいとはちっとも思いません。
彼は確かに同性から見てもかっこいい。けれど、ファンの人には悪いのですが、それだけです。ポストSMAPとなりえる人気アイドルグループの代表格であっても、思わず見入ってしまうような魅力を感じることはないのです。
亀梨君に限らず、ジャニーズ事務所アイドルが人気を集めているのはパフォーマンスに富んでいるからなのかしら、と首を傾げます。

そんな折、妹が見ていたテレビ番組に何気なく目をやったら、随分と久しぶりに木村拓哉氏の姿を見ることになりました。
見惚れてしまいました。
彼の活躍を事細かに追いかけてきたわけではありませんが、果たしてこんなに魅力的な人間だっただろうか・・・と我が目を疑いました。少なくとも、10年ぐらい前に彼を見たときには感じ得なかった衝撃です。
数々の活躍や父親になったという経過が何らかの変化をもたらしたんだろうと推測します。当時はキムタクなんて呼ばれていい気になりやがって!と憤りましたが、今の彼にそんなことは微塵も思いません。
今のキムタクになら抱かれたってかまわないですよ、俺は。

高校時代によくつるんでいた友人は、奇抜な言動で周囲の注目を集めていました。
ルックスも決して悪くないので、「顔が良くておもしろい人」ということで何人もの女の子と付き合っていたはずです。
3年生のときは同じクラスだったので、文化祭の時には2人して今となっては恥ずかしくてとてもできないような暴走を披露していました。思い返すと苦笑いがこみ上げてきますが、それもまたいい思い出です。
そんな彼とも卒業と同時に別れることになりました。
たまに連絡を交わすことはあっても、直接会う機会はほとんどありません。最後に顔を合わせたのは2年以上も前になるでしょう。
このまま会うこともなくそれぞれの道を生きるのだろうな・・・と思っていましたが、意外な形で会うことになりました。

道端でばったりというようなことではなく、同窓会による再会でした。
エンドウさんにとって高校時代とは一番羽を伸ばすことのできた、自由で無謀な時期でしたから、そりゃあもう毎日がハッピーでした。
ある意味で一番楽しかった時間でしたが、過ぎ去ってしまえば少しずつ消化されていきます。帰ることのできない時間は、あの頃はよかったとすがるわけではなく、ひとつの思い出として自分を形成するもののひとつとなりました。
ですから、特別に仲がよくて今でも関係が続いている人間は別として、高校時代の面々と再び会うということは思ってもみないことでした。届けられた案内は本当に意外であり、そういう付き合いがあることを完全に忘れていたのを実感しました。

大学卒業という新たな分岐点が近づいている節であり、以降はますます遠ざかるであろうという見込みから、同窓会に参加することにしました。
当日の参加者は学年全体の半数でした。
欠席した知人は多くいましたが、幾人もの懐かしい顔ぶれと再会しました。4年の月日は少なからず皆の顔を大人にしていました。「老けたなー」なんて冗談を交えながら、お互いの近況などを話します。
事前に参加するという連絡をもらっていたために、件の友人と会うことはわかっていました。ただ、「俺は高校の頃よりだいぶ変わっている感じがする」という旨の話をしていたので、あのお調子者がどんな変化をしているのかという楽しみを持っていました。
しかしまあ、外見こそ派手になっていたものの、言動は高校時代のそれと大して変わったという様子ではありません。正直、がっかりしました。

同窓会では見ることのできなかった奥底での変化があったのかもしれませんが、もしかしたら表面上に限った点で「だいぶ変わった」と言っていたのかもしれません。
そうだとしたら、この先で彼がどのように生きていくのか、かつてつるんだ仲としては少しばかり心配です。
まあ、ひとまずは10年先に期待を置き、それぞれの道を行くことにしましょう。

このデジログへのコメント

  • えり 2006年02月14日 11:18

    自分の信じた道をマイペースで進んで行くのが良いね。エンドウさんも充分素敵だと思います!!

  • 未優 2006年02月14日 16:26

    キムタクに抱かれるの!?ってそこだけ過剰反応したのは秘密ですw

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