憂鬱な渡航

とても電撃的な決定で、先日の客先での会議中私の渡航が決まってしまった。

今月始め頃、客先のある人から冗談半分で私にも行って貰うかも知れないよと半ば脅かされてはいたし、前日の商社との打合せで話をスムースにする為に、切り札として私が現地におもむく事を提案する事になった。
私には客先から「そこまでして頂かなくてもいいですよ」との返事を期待していたのだが。
客先との27日の会議で、「そうして頂けると助かります」との返答で急遽行く羽目になり、当初の期待とは違ってしまった。

通常は海外へ行く事自体、私自身そんなに抵抗は無いのだが、今回は何せ地球の反対側のメキシコです。
それも大きな都市ではなく、話によればホテルを出ても辺りには何もないと聞かされる。
無論スペイン語など本当に片言だが、英語がある程度通じるとの事で多少は気も楽になったが、何せ遠い。
若い頃ならいざ知らず、今の私にはあの狭い飛行機のシートで10時間以上も座ってなければならないのかと思うととても憂鬱になる。
多少ましなのは、客先の人と同行じゃないので移動中は気遣う事もないのが唯一の救いだ。

27日の午後3時頃決まり、直ぐに電話で航空券の確認予約。
何せ7月2日に現地工場に入らないとならないと言う強硬な日程だった。

現地のホテルでデジにログインできるか解らないが、帰国は5日なので、それまで暫しのお別れとなるなら。