「さゆり」が公開されるね

最近テレビでよくＣＭをやっている。
チャン・ツィイーが美人ですな。なかなか着物姿が良くお似合いです。

原作は既に読んだ。
アメリカ人が書いたにしては日本的な余韻がなかなかにある。ン、単に翻訳者の技量なのか？
ま、どっちでも良いけれど…

原作の執筆は約１０年以上をかけているのだそう。１０年で１作だ。しかも処女作。この作者、とんでもない。まぁ、もともと大富豪の一族だそうだし、うーん、アメリカ人のスケールはやはりでかいと言うべきか。

原作では、元売れっ子芸妓の岩崎峰子さんが作者のインタヴューに応じたり、芸妓の世界について助言をしていたんだそう。岩崎峰子さんは自分の自伝的な本を出している。それを漫画家の大和和紀さんが漫画で連載してたりする。
岩崎峰子の名前を、「さゆり」のあとがきで見つけたときには、どえりゃーびっくりした。
変なとこで変な風につながってるな…

渡辺謙が出るんだよね。うーん。桃井かおりもいる。桃井かおりは何役なんだろう。置屋のおかみ？それともさゆりの姉さん芸妓？
調べれば分かるだろうけど、この「なんだろう？」と色々想像する感覚が楽しいので、しばらくほっとこ。
工藤由貴より桃井かおりが出てるほうがびっくりだ。とうとう桃井もハリウッドデ・ヴュー祝。
（いえ、別に桃井かおりがそれほど好きというわけではないけど・・・）

でも、きっと、本来の京都芸妓独特の「はんなり」感は微妙だろうなーという予感はする。
でも、なんのかんの言いながら、アメリカ人監督がどんな視点で京都美を描き出すのか結構楽しみだったりするんだな、これが。