- 名前
- イチゴちゃん
- 性別
- ♀
- 年齢
- 44歳
- 住所
- 茨城
- 自己紹介
- 嫌がらせを受けていたのでコメント返しませんが それでもいいという方仲良くしてください...
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交錯する3つの想い~その4
2025年09月03日 18:00
長らくお待たせいたしました
やっと完結となります
イモゲンとルビーは興奮冷めやらず、あれやこれやと昔話に華を咲かせ
ルビー「結局、お嬢様は魔女なのかい?」
イチゴ「魔女?魔女に見える?」
イモゲン「見えなくもないね。あんた、どう見ても20歳そこらの小娘だよ、40・・・いくつって言ったか」
イチゴ「43」
ルビー「オリエントの人は若く見えるっていうけどもねぇ。お嬢様のは、やりすぎさ」
イチゴ「そうは言ってもさ、私が望んでこうなったわけじゃないんだよ?」
イモゲン「人には生き様ってもんが刻まれるのさ。私は幼い子どもたちを相手に働いたから、ルビーよりは優しい顔のはずさ。彼女を見てごらんよ、子どもとは言え、悪ガキも相手に教鞭をふるったから怖い顔をしているだろう?」
イチゴ「そんなことないよ、優しい顔をしているよ」
ルビー「あんたはいつもそうさ。悪ガキはほんの一部、私の教え子たちはみんな働いて、家庭を築いて、町や国のためになっているさ」
イチゴ「そうだよ。顔は関係ないよ」
イモゲン「お嬢様は優しいね。でもね、生き様は顔や行動、しぐさや思考に出るもんさ。現に彼女も私も、3年前の幼い子を見捨てなかった。それはさ、私たちが損だとか得だとかの考えじゃなしに、”子どもたちを救いたい”ってのが根底にあるからさ」
ルビー「それはそう!あんな幼い子、言葉だって通じなかったのに。お嬢様は放っておける?」
イチゴ「それはできないなぁ」
イモゲン「そうだろう?詐欺師は甘い表情で近づいてくるが、騙そうという端々に心の悪さが見えるもんさ」
ルビー「それにしても、神様は何がしたいのかね?話をすればするほど、不思議なことだらけだよ」
イモゲン「いいじゃないの。私はこうして”思い通りの人生を歩めた”のを魔女に見せることができて、大満足さ」
ルビー「魔女じゃなく”お嬢様”だって何度言ったらわかるのさ」
イモゲン「そうだった、あんたの魔女呼びがうつっちまった」
ルビー「それはそうと、あのとき(娘がいる)って言ってただろう?写真があるのなら、見せておくれよ」
イチゴ「いいよ、んとね・・・これ!8人いるの」
イモゲン&ルビー「8人もいるのかい!!?」
と、思い出話の所々で、人生での選択肢が出てきたときに
「魔女ならきっと、こっちを選ぶ」という考えで、ずっと2人は生きてきたそうです
私は去年のことなので、いまいちなのですが
2人のおばあさんにとっては、とてつもなくいい出ないだったというので
まあ、良しとしましょう
果たして、私は時間を超えたのか
それとも、お互いがたまたま同じような夢を見ていたのか
それは終いまでわからずですが
そんなことは、私たちにとっては重要ではなく
こうして「不思議なことがあったけど、会えてよかった」で締めくくれるので
良かったと思ってます
ただ
時間を超えるためのきっかけとかがわかるのなら
時間旅行してみたいとは思ってます
そんな不思議な出来事のお話でした
ではでは~![]()
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このウラログへのコメント
怪しいのは例のお城でしょうかね
我らが女神イチゴは時をも手懐けるのか…w
例のお城に泊まったり馬に触れたりしたいです
貴重な経験でしたね
戦争 戦闘中じゃなくてよかったかも
謎は謎のままにしておく..でしたか。
真相を知りたかったです。
魔女の土地柄(かな?)、マクベスを思い起こしました。
話を聞いて、どちらかが魔女じゃないかと..
デジャブは自分も良くあるけど時代も超えてしかもあった人も同じ記憶があるって日頃の善行の結果なんでしょうな。
おぉ、ついに続きが。
まあ真実は各々の心の中にあるんでしょうな。
キレイに終わって良かったです。
イチゴちゃんこんばんは。


イチゴちゃんだからこそ経験出来た出来事なのかなって思ったり
まだ子育て大変かもだけど成人するまでは頑張って
夫々別の体験だったとしても
それが一つのお話として繋がるのは人の縁と言うものでしょう
3人にとって貴重な体験とそれをつなぐお話です
タイムリープ出来たらいいですね・・・
姫さまのログは読後感が良くて、いつもホッコリ前向きな気持ちになれる。お人柄の賜物ですね、きっと。
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