妻の浮気疑惑￣ｍ￣･･･最終話（一歩手前)

いきなり本題。

さすがの天然な妻も自分の言った事に対して理解したらしく、面白いくらいに狼狽？動揺？していた。
でも、その狼狽と動揺が自分には気付かれないように必死で顔を整えようとしてる努力も見えた。目がキョロキョロしてるのは直せなかったようだが･･･

妻は、いつも以上に目を開きながら｢昔遊んでた友達だから･･別にいいじゃん！｣
と、だけ言うと何かしら考え込む。

実にワザとらしいセリフだが、妻を追い詰めるには効果があると思い、言ってみた。

自分｢いや、別にお前が昔の男友達と連絡を取り合ってたとしても、俺は怒らないよ。今お前は結婚してて俺と言う旦那がいるのはお前自身が一番良く分かってるんだから。昔遊んでた友達だから懐かしくなって、連絡してみようかな？って気持ちで連絡をしてきても全然おかしくないからな。だから、お前にアノ弟から連絡あったのかなぁ？と思って聞いてみただけだけど？｣

妻｢あ･･･別に連絡はないけど････｣

自分｢けど？｣

妻｢メールがちょっと前に来ただけ･･･｣

自分｢ふ～ん･･･それで？｣

妻｢なにが？別にそれだけだよ！何疑ってるの？！
男だけど友達だよっ！しかも私の友達の弟だよ！！
あなたと会う前からの友達だったんだよ！
そんな事まで疑う人だとは思わなかった！！最低っ！！！
何で私がそこまでﾅﾝﾀﾗｶﾝﾀﾗ････！！！！！！！｣

いつもの事ながら･･･ボロクソに言いやがるなコイツは(-_-;)
いつもは妻が言い終わってから話し出す自分だが、もう直ぐで逆切れスイッチが入りそうになったので罵詈雑言中に少々大声で割り込み！

自分｢考えろよっっ！！｣妻の口が止まった。

自分｢あのなっ？！このIT情報化時代はな、お前のやってる事が知りたければ別に携帯使わなくてもどんな方法でもあるんだ！
※注
これからそれを分かった上でよぉぉぉっっく考えて返事しろよッ！｣
※注ないです。あったとしても自分は知りません。
自分は妻の携帯を使って調べました。<(_ _;)>

と、怒ったフリをしてカマをかけた。
妻はビックリした顔で、せっかくいつもの調子で罵詈雑言を言える出番が来て調子に乗り出したところだったのに、また表情が引きつる。が、続けて
｢もう一度聞くぞっ！？アノ弟からお前に連絡はあったのかっ？！
わかりにくいだろうから、簡単にして聞いてやる！｣

｢お前とアノ弟は、最近会ったのか？！って事だッ！｣

さぁ～て、とうとう最終兵器が飛び出した。
自分が一番知りたかったのはこの答えの先！
やっとココまで漕ぎ着けた達成感で今までの苦労が走馬灯のように･･･そして真実を知れる事で自分はワクワク！

さぁ開き直って言ってしまえッ！！と顔がニヤけそうになるのを堪えてた直後！！
ジーっと一点を見つめていた妻の一言が！
｢･･････会ってない」

は？･･･なに？この期に及んでウソで逃げ口上？?(゜_。)
オチはいらねぇからサッサと吐けっ！吐いて楽になっちまえ！
(゜0゜;ハッいかんいかん！･･･つい感情が･･･反省･･ヾ(_ _。)

落ち着いてもう一度
自分「会ってないってどうゆう事なんだ？俺は別に会う事を怒ってる訳じゃない、会うだけならな！お前が言い易くなるように、もう一つだけ俺が知ってる事を教えてやる。･･アノ弟がコッチに遊びに来た事があるらしいじゃないか。」
妻「･･････（放心状態）」
自分「お前は会わなかったのか？」
妻「････会いました。でも会っただけ･･･」
自分「だから、会っただけなら別に怒らないって言ったよな？･･･会っただけなんだな？」
妻「･･･そう。」
それから、同じ様な問答が数十分･･･さすがに疲れた(ノ_-;)
妻の性格からして、一度言った事は、例え間違いに気づいても例え嘘でも変えようとしないので、会った事実が分かっただけでも今後の対策？が考え易いと都合良く解釈して、
自分「会っただけなんだな？わかった。じゃあこの話は終わる。もう寝るから。」とだけ言って自分は寝室に戻った。
妻は、これで終わり？みたいな拍子抜けのような顔をしていたが、自分は別に離婚話をしていた訳じゃないので、明日の仕事に備えてサッサと寝床についた。

それからの妻は、携帯を見てる時間がめっぽう減り、それなりに以前よりは家事育児をこなすようになったが、改心したのか？それとも、バレないように努めてるフリをしてるのか定かではないが･･･(￣∇￣;)
やっぱりコレだけは譲れない！って感じで自分には携帯を見せようとしない。
その態度が、さらに自分の探究心と好奇心を煽っている事にも気づかずに･･･￣ｍ￣　ﾌﾌﾌ･･

今の所はあれから何も無いので
自分としてはつまらない。(_ _。)
アノ弟とは、たまぁぁ～にメールをやり取りしている様だが
進展がないようだ。

でも、自分は更なるウラ技を発見して、妻に何かしらの怪しい行動が見えた時には使ってみようと準備万端にしている。
そろそろまた、怪しくなってきた気が･･･( →_→)ジロ!

こんなオチはどこ？^(￣ー￣ )( ￣ー￣)^ドコドコ?
みたいな話ですません<(_ _;;)>
これがノンフィクションの悲しいところです･･･(　┰_┰)
もちょっと気の効いた修羅場があれば良かったのに、と、自分も口惜しい限りでして･･<(_ _;)>
次は（次？あるかどうかは妻次第？）もっとドキドキする事を願って。(￣∇￣;)ハッハッハ

･･･････終わり。(￣y￣)ノ

みなさんのご愛読？誠にありがとうございました。<(_ _)>