石破ショックで日経平均1900円安　全面安で買う銘柄とすれば

今日は表題のように、石破が新首相となる事で、海外投資家や日本の投資家が石破に対し
ノー姿勢を示したという事です。
まあ岸田が新首相となった時も譲渡税増税を言及して株式市場の混乱を招き、
あの時は日経平均が3000円も下押ししたので、岸田首相も無視できず、その後譲渡税増税の
話しは無くなった経緯がある。
これから石破政権は、衆議院解散総選挙に入るわけだが、このような有様では選挙に勝てません。
何らかの撤回発言でも出しておかないと、立憲民主党の躍進を招きます。

相場に話を移すと、今日は銀行株を除き全面安だったが、この下げで一番下げたのが
不動産株です。三井不動産、三菱地所、住友不動産はそれぞれ8.7%、8.8％、8.0%と強烈に下げました。
不動産業界は金利が高くなると、投資がしにくくなります。これから金利を上げて行く日本は
不動産業界に取って良いイメージにはなりません。
又石破が言っている賃上げではインフレを招き、政策金利を上げざるを得ません。
ただ現在の日本の状況を踏まえると、政策金利をどの程度まで上げられるかですが、1%までは
上げられないでしょう。そうなると不動産業界に取ってそれほどの痛みとはならないと思います。
不動産銘柄を買う時期なのか否かは、今週の相場状況を確認してからでも良いかも知れませんが
あまり慎重になっても下値を掴み損ねます。
NYダウ先物、日経平均先物も上がっていますからね。
まずは100株単位で買ってみる事です。
ナンピン買い下がりをしてもこの価格帯ですから、それほどの下値には突っ込まないと思います。
もし予想以上に下げたら、相場には逆らっても仕方ないので、小口の損切をしながら
底値を買って行く事です。上がってしまったら、買い損ねたという事で諦めが肝心です。
まあある程度の冒険をしなければ安値では買えませんけどね。