中イキをして貰うエッチで女性にかけるべき言葉

日常生活でも感謝や謝罪をきちんと言葉にして言うことが大切なように、
エッチの最中でもきちんと言葉にして言うべきことがあると思う。

往々にして違和感を感じるのは、
エロ系サイトやテクニック本(?)で
「たくさん濡れてるよ」
「ピチャピチャってすごい音してるよ」
「こんなに感じてエロいんだな」
といった言葉責めがすすめられているのを見たとき。理解に苦しむ。

執筆者が、AVや動画サイトを見過ぎで、
生存者バイアス(偏った例だけを見て全体がそうだと感じる現象)
がかかってる典型例だ。

自分の経験上でも、その種の言葉責め的な言葉は、
「好きだよ」「綺麗だね」「とってもかわいいよ」
といった肯定的な言葉ほどには女性に喜ばれない。
(若かりしころは自己満足的に言ってた。情けない。ホントに反省..)


女性に中イキをして貰うようになって以来、確信してることがある。

それは、エッチで女性にかけるべき最も大事な言葉とは、
「痛くない？」「きつくない？」「苦しくない？」
といった問いかけの言葉だ...ということ。

中イキとは、Gスポットをガシマンすれば到達すると言った単純なものではなく(そんなものはない)、
女性自身の精神的心地よさと身体的気持ち良さの積み上げが一定値を超えた時に達する現象だからだ。

余程のアブノーマルな嗜好の女性でない限り(本当に本当に少ない)、
エッチでは、女性の痛さやきつさや苦しさとは真逆の快楽だけを積み上げていく必要がある。

だから気持ちよさの邪魔になるものは徹底的に排除する。
それは聞かないとやっぱり分からない。

もちろん、
室温を高めにするとか、
部屋を暗めにするとか、
愛撫の手は温めておくとか、
爪は深爪して切っておくとか、
そういう男性が自分の努力でできることは基本の「キ」だとしても、
愛撫やクンニや本番挿入と言った2人で交わる時の良し悪しは聞かないと分かるはずもない。

「痛くないよ、気持ち良いから」
「苦しくないよ、そこが良いから」

そういうフィードバックをいくつも重ねていけば、
女性にとってエッチの時間は、自然と気持ち良いことだけしか身に起きない時間になる。
安心感が精神的な心地よさにもなって、快楽の積み重ねも加速して、いとも簡単に中イキに達することができる。

結局、良いエッチを一緒につくるとは、エッチの時に掛け合う言葉にあるのだなと思う。