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辱めて欲しいと仰った女性との話2

2023年03月02日 23:48

何度かお会いするうちに徐々にM的な嗜好を明かして下さる女性は多くおられる。その女性の勇気ある一歩を受け止めつつ、さらに半歩・一歩先を提示してお見せるするのが自分の役割。

昨年お会いした40代女性は、お会いした初日に過去にない快楽に浸って貰った後「辱めて欲しい」と仰った。
とても印象的だったので、そうして2回目にお会いした日のことをもう少し書きたいと思う。

辱めて欲しいと仰ったその女性希望は、縛られて拘束された状態で愛撫されたい、というものだった。メールのやり取りを重ねるうちに相当なM的嗜好をお持ちであることが分かって、その女性の踏み出された快楽の道の次なる一歩のさらにその先、半歩・一歩先を一緒に明らかにしていった。「こんなプレイはどうですか?」「嫌じゃないです、やってみたいです」を丁寧に重ねていく。

縛られてみたいという一言に始まって、辱められたいという自身の願望が一つまた一つと紐解かれ明らかになっていくプロセスがそもそも辱めなのかも知れない。それを実際にされてしまうという期待感は、その女性に言葉にし難い興奮を誘っていたのだと思う。

お会いした2回目当日、メールで交わした約束の通りに、先生と患者という設定で診察するという名目で、ホテルに入って早々下着を脱いで貰って、ソファの上でM字に足を開いて貰ってどれだけ濡れているかの確認をさせて貰ったのだった。前日には「お会いするまでクリトリス乳首も触ったらダメですよ」という言葉を添えていたので1日間ずっと想像と妄想を巡らせ我慢されていたことになる。

陰唇を自ら開いて貰ったそこに見えたのは、クリトリスも陰唇も全部が洪水のように溢れた愛液で濡れている様とハッキリとあらわになった膣口。男性を前に陰唇を広げる自分、触れられることもなく距離10cmのところから膣の中までを凝視されている自分、それは女性が期待し想像していた辱めに完全一致していたのかも知れない。脱いで貰った下着のクロッチ部分がそれを物語っていた。

なんでこんなに濡れてるんですか?等と言葉でも辱めさせて貰って(もちろんそのように言うことも事前に確認済み)、暫くのちに、

「じゃぁ、触診しますね~」

と、膣口にそっと指先をあてる。濡れに濡れていた膣口が自ら指を吸い込んでいくかのよう。滑らかに、でも1秒に1mm進むぐらいにゆっくりと、膣口の中のヒダを1つ1つ確認するように指が埋まっていく。

1日我慢してやっと触って貰える筈だった充血したクリトリス。それを全く触れて貰えず、自分で広げて見せた膣の中に指がじわりと入ってきて、最初から中を愛撫される不思議な感覚...。M的嗜好を持った女性にはよくさせて貰うプレイだったりする。

期待した箇所に触れて貰えなかった驚きと、それでもやはり気持ちの良い膣口の快感と、普通に考えて順番がおかしい身体への刺激に脳がついてこなくなる。女性はあ゛あ゛ぁぁっという声にならない声を発しておられた。隣の部屋に聞こえるのではないかというその声はまさに「歓喜」という表現が相応しく、快楽に浸っている様を愛おしく感じた。

次はもっと気持ち良いことしましょう。

クリトリス乳首もまだ触ったらダメですよと、更に焦らされつつシャワータイムへ向かって、これがご本人の望まれる辱めの序章となった。

シャワー後の本章では、ご本人たっての希望の、拘束されて愛撫プレイに、半歩先・一歩先の快感が重畳的に押し寄せて、文字通り快楽の世界に浸って頂くことになる。

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