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縄酔い、縄イキ

2021年03月05日 17:12

縄酔い、縄イキ

不思議だと思ったのは、SMバーで初めて縛られている女性を見た時。
まさに不思議な世界だった。
いままでの自分のSM概念はもとより、セックス概念が覆った。

その時の話しをしようと思う。
薄暗い店内で、着衣のまま縛られた女性恍惚した表情をしていた。それだけもちょっと不思議なのだが、縛り終わり解き終わってからも、触られてもいないのに、ビクッ、ビクッと全身をさせているのだ。声は出さず、目も閉じたままで、痙攣し続けている。それは性的絶頂しているように思われた。

セックスのあとに女性がそうなることはある。
性器性器をこすり合わせて得る快楽が正常なものだとすれば、これはもう倒錯と呼ぶにふさわしい。

と、その時は感じた。

私は、その以前から縛ることが好きであった。何が好きだったのかは上手く言えないが、ときおりセックス前戯としてSM的な行為をするに過ぎなかったと今なら言える。手首を縛ってセックスをすることに興奮をする、わかりやすいタイプのセックスも好きだった。しかしこの日以来、何度となくSMバーに通うようになったのだ。

それは、いままでの自分の縛りと、あの日の男性の縛りとの違いがなんなのか知りたい一心からだ。

今思うに、その頃の私はSM風味の味つけをしたポルノを好んでいたのだと思う。そう、いまの私が好むものとは違うのです。今でも、女性が股をひろげたいわゆるM字開脚、わかりやすい男の欲望の対象も嫌いではない。でも脚を閉じたほうが欲情するというのは、少数派かなと思うし、マニアなんだろうなと思うわけです。

わかりやすい男の欲望は別として、女性は脚ピンオナニーっていうのがあるから、そのほうが快感を得やすいんですよね。私もオナニーの時、股を閉じることこそはないけど、脚を伸ばした方が快感が増す。

そういった、視覚が優位なエロ目線な自分と、女の感覚を論理的思考で想像する自分とでは、どうやら欲情ポイントが違うようだ。

さて、緊縛の不思議を垣間見たその後から3年ほど経ったある縄会でのことだ。
前々から顔は見知った女性を、初めて会話をし、初めて縛った。

後手を縛るために手首に触れたときに、なにかを感じた。
そうか関節が柔らかいんだ。
手首が背中の高い位置まで痛々しいくらい上がり、刺激的ないい形なのだ。ゆっくりと厳しくねじり上げる。彼女の身体がよじれる。自然と胸が張り、豊かな胸が上を向き良い形に盛り上がる。

彼女の着ているものをはだけさせ、ブラジャーをずらし、乳房をつかみ、乳首を指の先でつまむ。そんな衝動に駆られるが、ここは着衣原則の縄会である。もどかしい。
おそらく彼女もおなじくもどかしさを感じている。

後日もらったメールに「おねだりしそうな自分に驚いた」とあった。
それを示すかのように、はだけた裾から見えた下着が濡れて染みだしている。

私は、あえて両脚を閉じて縛った。
その方が良いととっさに思った。

しばらくして、彼女は間欠的に全身を痙攣させ始める。

きた、きたぞ。
これはどういうことだ。本当にきたぞ。

「これは一体どういうことだ?」
このときの私は、待ち望んでいた成果よりも、驚きの感情のほうが強かった。

全く触れていないのに、丸々とした尻をヒクヒクさせ、数分間隔くらいでビクッ、ビクッと全身を痙攣させる。私にはその痙攣が、彼女絶頂のように思った。

彼女絶頂を何度も何度も迎え、久しぶりの快楽を味わっているように思われた。

縄を解いたあとも、横たわったまま、痙攣をくり返している。
私は彼女の邪魔にならないように、タオルケットを掛け、黙って見守り続けた。

画像は日記内容とは無関係です。
ちなみに私が縛って友人に撮影してもらった画像

このウラログへのコメント

  • みい(..) 2021年03月07日 15:07

    脚ピンオナニーってなに?

    私 いつも おっ広げー なので!

    って 聞いてないでしたわね。失礼しました\(//∇//)\

  • ほいぴ 2021年03月09日 10:37

    > みい♪(..)さん

    おっ広げ~っすか!
    M字開脚縛りは男のロマンですわ!

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