初めての夜遊び

アトムから誘われて
どうしても　行きたくて仕方ない私・・・
夫は　男の勘で　男の影を察知したらしい・・・・
けれど素直に　行って欲しくない　とは言わず
「子供がまだ起きてるのに　誰が寝かしつけるんだよっ。。」
そう　確かにこのとき私には最愛の幼い息子が居た。
それでも私は　
「じゃー　寝かしてから行くよ。だったら良いんでしょ？」
「勝手にすれば。。。。」
夫が私を行かせたくない様子は手に取るように分かった。
が　行かないで、行って欲しくない　と言わない
そんな夫がウザく感じた。
今思えば　確かに私は　どーーかしていた
必死に子供を寝かしつけて
さっさと　出かけようとした。
夫は　「ほんとに　行くのかよ？　」
「そーだよ、だって　さっき寝かしつけたら行ってイイって言ったじゃん」
「お前　頭　おかしくなったんじゃねーーの？　そんなに会いたい男が居るのかよ？」
「男じゃないよ、みんなが集まってるから行きたいだけ。
ネットの仲間はみんな
遠いから　滅多に会えないのっ！」　
と言って　夫の話もろくに聞かず　振り切るようにして
出かけて行ったのだった。
普段　私の話もろくに聞いてもくれない夫の癖に
こんな時ばかり　何よ。。。。と　思った。
車のエンジンをかけ、走り出すと
不思議と　罪悪感さえ感じることも無く　o(^o^)o ワクワク　o(^o^)oウキウキ
している自分がいた。もう外は人通りも少ない時間だった。
車で走りながら携帯から電話した
「今　向かってる」
「えっ　本当に出てきちゃったの？？　＼(◎o◎)／！　大丈夫？？」
「うん　平気」
分かりやすい場所に待ち合わせて　走ること20分。
深夜営業のファミレスに行った。
みんな酔っ払っていた。
ブーは1度目のコンペの時に一緒に廻った以来・・・
久しぶりに会ったブーは　私が車から降りるなり　両手を広げた。
私は走りよって　ブーに抱きついて　ギューーされた。
別にブーとギューするのは　恥ずかしくもなんとも無かった。
ただの　外人の挨拶みたいな感じ。。。
でも　本当にギューされたいのは・・・・・ブーじゃなかったような気がしてた(^^;
すると。。。。
アトムも同じように　両手を開いてこっちを見てる・・・・((((((ﾉﾟﾟ)ﾉ
私は　恥ずかしいのをこらえて
走りよって　両手でギューとした。。。
頬の髭がチクチク私の頬に当たって　
なぜか　そんなことで胸がキュンとなってしまった・・・(^^;;;
もう　あのまま　当分会えないかと思っていた人に会えた・・・・
そんな気がした。。。
これは　恋　なのだろうか？？？
結婚して以来ずっと当たり前に
普通に主婦をして　　
こんな気持ちになったことは　なかった。。。
自分でも　そんな気持ちになった自分が
よく分からなかった。
ファミレスでお茶しながら
4人で　いろんな事を話した。
3人は少し　酔いが覚めてきてるようだった・・・。
結構Ｈな話もした
アトムが
「ウラン　って乳首　大きいの？」
「でっかいよ～～～　すっごくね～～」（笑）
ほんとは　そんなデカくもないけど・・・・
そう言ってみた。
ブーは
「俺　ウラン　抱いてみてぇーーなぁ～」
「脱いだら凄いよ～～　肉だらけで　入れたらもっと凄い。ガバガバだよーー」
とＨな会話に乗る私(^^;;;
アトム
「ウランって　オナニーするの？」
はれ？？？？　ミキちゃんには　2人とも　なーーーんも聞かないけど
どした？？？？(・・;)
2人して私にＨな質問攻めだ(^^;;;
そんなこんなしてると
またもや　夫から携帯に電話・・・・・・・・・　(゜O゜;)
電話に出ると
すっごぉーーーーーーーおおおい　腹立てた声で
「おまえーー何処に居んだよ？」
今にもこっちに　すっ飛んで来そーーな勢いだっ(O.O;)(oo;)
「○○の　ファミレスだよ、(・・;)
　もうすぐ帰るよ」
「誰と居るんだよ　電話に代わってみろよ」
私の話し方で
みんなの雰囲気が　一気に緊迫した・・・
それを察して即座にミキちゃんが電話に代わってくれた。
ミキちゃんは
「すいません、無理やり誘っちゃって。今から帰しますから・・・・」
と言ってくれた。
アトムはかなり　心配して
「大丈夫か？？」
ブーは
「お前が　無理やり誘うからだよーー」
と　一気に皆　酔いが覚めてしまったようだった。。。
なんか　申し訳ないことをしてしまった。
私は　夫への罪悪感よりも
そんな夫が憎くてたまらなかった。。。。
今まで　喧嘩すれば、私と子供を置いて、さっさと家を何日も空けたり
勝手に　飲みに行ったりしてた癖に！！
たった　数時間ファミレスに来ただけジャン！！
結婚してから　一度もこんなこと無かった私・・・
始めてじゃない！！！　なのに
なんなの？？？？と　怒りさえ覚えた。
あまりに皆が気にして　早く帰れと言うので
帰った・・・・。
一気にみんなの雰囲気を壊してしまった・・
暗い夜道。。。もう　深夜だった。
家に帰ると　部屋の電気は消え真っ暗だった。
そーーーーっと　入って
布団に入ると
こりゃ　旦那。。。寝て無さそう・・・(・・;)
どーーやら　夫は起きてる様子・・・しかも怒って・・・(-_-メ)
いやーーーーな　空気だ・・・・
過去に何度か
喧嘩して私が　家を飛び出して　数分後に戻ってきたときは
いつも爆睡してる夫が・・・
そんなときこそ　寝ずに待っていて欲しかったのに・・・
こんな時は　寝ないんんだ・・・と　思った。
それでも　そーーっと　知らない振りして
黙って寝ようとすると
低い声で　
「てめぇーー　狂ったな・・・・　母親忘れてるよ」
子供の責任にするな・・・このアホ
自分が　行かないで欲しいと
言ったら良いじゃん・・・・
いつも　この人は　こーーなんだ・・・・
一気に夫への気持ちが　冷めていく自分を感じた。