趣味は読書、「こころの時代」

日曜日の午前5時から、Eテレで「こころの時代」という番組をやっていて、朝早いので、リアルタイムでは見ていないが、時々録画して見ている。
今は、禅のシリーズ。
禅寺での、厳しい生活や修行を特集したもの。
やはり日本人なので、キリスト教よりは仏教に親しみがある。
もともとは、宙ぶらりんの状態の時、図書館で酒井雄哉という阿闍梨の「生き仏になった落ちこぼれ」という伝記を拾い読みして、中年から二千日回峰という偉業を成し遂げたのに感動した。
次に、実は詐欺師だったのだが、「ふるほん文庫やさん」という文庫専門店を立ち上げた谷口雅男の「ふるほん文庫やさんの奇跡」という本を読んで、その中に紹介されていた「ある禅者の生涯」という本の一節が気になり、現物を買って読んだ。
他にも、司馬遼太郎の「空海の風景」なども読んでいたが、本格的に興味があるわけではない。
ただ、時おり現代離れした厳しい規律正しい生活に触れて、自分に気合を入れているのである。
コロナの自粛で、家にいて、せっかくだからリズムを作ろうと思ったが、出来なかった。
今度は毎日一つずつルーティンを増やして、最後は規則でがんじがらめになろうかと自虐的に思ったりしている。