- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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8th Tomisato Part 7 激しい交合の時
2020年05月28日 02:30
激しい交合の時には思い至らなかった。
意識を失わせるほど
高まりに押し上げることのみを考えていた。
舌で全身を舐めあげ
あちらこちらを
時に甘く、
時に強く噛み
愛液をたたえた性器に吸いつき
じゅるじゅると音を立てて飲み込んだ。
周囲の鏡にむかって思い切り股をひろげさせ
指でかき回す姿をじっくりと見合った。
何度もこんな行為を繰り返すたびに
わめき声がどんどんかすれだし
ペニスをつかむ手から力が抜けていった。
そしてあげくが、かつて感じたことのないアクメに達し
こともあろうに、ベッドの上で放尿してしまった。
淫乱のきわみ。
それはそれで背徳の美しさすらある。
だが、命令されずに自ら走ったとはいえ
行為そのものはM女のそれと変わらない。
まだ、完全にMが払拭されたわけではないのだ。
彼女をこんな中途半端にしてしまった前の男の
身勝手さにまだ打ち勝っていないことが少々くやしくもあった。
とことんSEXを堪能してから変態になってゆくのはともかく
はじめから変態に、しかも「仕込まれて」しまったうえに
本当のアクメを知らないのではあまりにかわいそうだ。
確かに、極限まで登りつめたようだが
ベッドの上で、見せつけながらの放尿という行為は
まだ、「調教」の残滓が残っていることを意味している。
それに興奮してしまった自分も情けないのだが
何とか「普通の」セックスで
とことん満足させて終わらせてみたい、と思った。
「かまわない、大丈夫。」といい
「奥にかかったのがうれしかった。」とも言うが
万一に備えて、ビデを使わせる。
きれいに洗浄するのは、再開に備える意味もある。
なにせ普通のセックスでイかせる、
という課題が控えているからだ。
SやMの気配は毛頭ないが、
道路端で交合したり
ホテルの窓際で見せつけながらしたり、で
こちらも決して変態でないとはいえない。
そういう行為なしで失神させることなどできるか?と不安になる。
だが、めったにないことだが、回復は思いのほか早かった。
放尿で濡れてしまった部分を避けてベッドの端に腰掛けて並ぶ。
こちらの肩に頭をのせてうっとりとしている女。
子供を生んでいるくせにほっそりとしたウエストと
それつながる腰の線がひどく扇情的だった。
ふたりとも全裸だ。
もはや互いの性器を隠す必要もない。
軽くウェーブした長めの髪を手でしごくと
ごく自然に唇が重なる。
はじめは軽いふれあいだったのが
やがてため息とともにねっとりとしたキスに変わりだす。
そのころから二人の手が互いにまさぐりを始める。
こちらの右手は女の首の周り。
こちらの左手は女の右の乳首。
女の左手は背中を這い伝い、
女の右手はむき出しのペニスをしごきだす。
やがて男の左手が下に降りて太ももを開かせると
そのままクリトリスをいたぶる。
女の左手は男の背中をかきむしりだし
右手は蟻の戸渡りとアヌスの辺りを漂いだす。
そのころには、唾液の交換は終わり、
キスは乳房へと移行している。
強く吸うと桜の花びらが白い乳房に舞う。
強く噛むと二条の紅がうっすらと浮かぶ。
またまた、愛液が太ももを伝いだしている。
「まんこのおつゆがたれてるよ。」
とささやくように言うその顔はまるで
怒ったように眉をしかめている。
波が襲っているからだ。
確かに左手は海水に浸したようになっている。
コロンに混じって、かすかな雌犬のにおいが吹き上がってくる。
乳房からいきなりふとももの奥へ…
ベッドを降りて女の前にひざまづき
今日なんども痙攣をくりかえした性器に唇をもってゆく。
もっと舐めてほしいらしく、
「ねえ」
とだけ言って突き出してくると
上体をそらし、感極まったポーズをとる。
すでに何度もイキまくっているから、ごく普通のこんな行為でも
快感と歓びは鋭いらしく、あえぎ声が大きくなってくる。
突き出された部分を思いっきり吸う。
どくんと大量の愛液が口内に流れ込んでくるのを
かまわずに飲み込む。
それを察したのか、
「どう、おいしい?おいしい?おいしいでしょ。」
とわめきながら、さらに身体をのけぞらした。
突然、高みに登ったのか、
両方の腿が、舐めあげるこちらの頭を強く挟み込んで硬直する。
さっきペニスを呑み込んだときと同じ力で
ぎりとぎりと締め上げてくる。
意識が飛んでしまっている本人は意識しないだろうが
ものすごい力だ。
俗な猥談で必ずでてくる膣痙攣がさもあらんかな、
と思わせる強さだ。
やがて弛緩すると同時にハアハアと荒い息をつく。
「こんな、こんな感じたのはじめてだよお。」と
しぼり出すように叫ぶ。
そう、その言葉が聞きたかったのだ。
体を入れ替えて、こちらがベッドサイドに腰掛ける。
大きく佇立したペニスにいとおしそうに
ほほずりしたかと思うと
パクリとくわえ込んで、吸いはじめる。
しゃがんでのフェラチオだから
あわいヘアーごしに
むき出しのピンクの性器が目に飛び込んでくる。
そこからは愛液がとろとろと流れ出し
じゅうたんの上にシミをつくっている。
ものすごいエロティックな光景に
ペニスがさらに硬度を増すと
それが嬉しいらしく
もっと喉の奥に引きずり込もうとする。
たまらなかった。
このまま続けていたら、引き金をひいてしまいそうだ。
で、無理につまらなさそうな顔をして、
フェラチオを中断する。
自分のテクニックが不満なのかと
心配そうな顔をするのがかわいかった。
「おいで」と声をかけて佇立したペニスに誘う。
ベッドに腰掛けたままのこちらの上に
正面からまたがらせた。
そのまま腰を落とさせて、下からぶすりと貫く。
首に両手を回したまま、のけぞる。
「すごい。すごい。おまんこすごい。」
「つながってる。ちんぼことおまんこ。」
卑猥な言葉を立て続けに吐きながら、
こちらの下半身をぐしょぐしょにする。
両ひざの後ろに両手を回して貫いたまま立ち上がった。
交合したまま、女を宙吊りにする。
「なに、なにこれ?」
この体位をとると大概の女が、この言葉を口にする。
そして、宙吊りの恐怖と
子宮につきあがる快感がないまぜになって
強烈なアクメに襲われる。
「うわああ。すごいよ。おまんこがずんずんするう。」
よほど、このままラブホテルの廊下を駆け回ろうか、
などとも思ったが、「普通の」セックスを思い出してあきらめた。
そのまま、バスルームへとわざと足音荒く向う。
「お風呂はいろうね。」
ぎゃあぎゃあと声を上げ続けながら、それでも
こっくりとうなずく女の目はもう、焦点を結んでいなかった。
(続く)
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