- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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8th Tomisato Part 4 アクメを求めての旅
2020年05月23日 20:47
アクメを求めての旅のようだった。
長いクンニリングスで感じさせたあと、
再び、ゼロから歩み始める。
だが下地ができ、潤みがすでに始まっているだけに
ひとつひとつの行為への反応は激しかった。
髪の毛をつかんで引くと、
顔をそらせながら、ため息をつく。
耳たぶをかむと、
うなじを桃色に染まらせてあえぐ。
あごを持ち上げて唇を強く吸うと、
舌を突き出し、吸いかえしてくる。
たっぷりと唾液を送り込むと、
眉をしかめながら、ごくりと飲み込む。
のど仏に舌を這わせてから噛むと、
むき出しになった胸を突き出すようにする。
乳首に強く吸い付くと、
「あっ」と声を上げもう一方の乳首を自分でつかむ。
舌をゆっくりと下げてゆくと、
身体をうねらせながら腰を突き上げてくる。
乳房の横に下を這わせると、
自分の指で性器をかき回しだしてしまう。
わき腹を噛むと、
「うわあ」と叫んで股を大きく開く。
そのまま下を這わせて、太ももの内側をなめ上げると、
目の前のピンクのおまんこからじゅくっと吹き出す。
舌をさらに這わせてから足の指をふくむと、
腰をくねらせて「いれて、いれて」とわめく。
そして、頃合いを見はからって愛液でぐしょぐしょになった秘所を
べろべろとなめあげる。
鏡に囲まれた、円形の回転ベッドの上で、
たっぷりと、いや、ねっとりと、こんな行為を続けた。
高まってはやめる。
登りかけては停める。
「どうしてやめるの」と不平を言い出すが
再開するたびに感度は確実に高まっているのだ。
ため息が大きくなる。
あえぎが切なくなる。
声がかすれてくる。
一時間以上をかけて、ゆっくりとねぶった。
体中のあらゆるパーツをなめ回した。
女がフェラチオをしようとするのさえ押しとどめた。
ただ、一方的に攻め続けたのだ。
そして、「見る」ことを強制した。
少しでも、感じようとして目をつぶるようにしていた、という。
時には進んで目隠しを望んだ、という。
一度でもアクメを知った身体なら
確かに目隠しは性感を高めてくれるだろうが
まだイってない以上は、せっかくのいやらしい光景が遮断されるに過ぎない。
セックスは目でもするものであるはずだ。
というより、
光景。
色。
音。
香り。
におい。
味。
手触り・足ざわり……
五感のすべてで行為するもののはずだ。
「だめ、目つぶっちゃ。 鏡見るんだよ。」
「そう、感じてる一番きれいな自分をみるの。」
「ほら、見て。いやらしい。こんなに濡らして。」
おりにふれて、こんなささやきを混じえると、
その言葉だけでかなり達するらしく、身体が痙攣を始める。
そして約束したように、何のためらいもない大きい声で、
「イく。イく。こんなの初めて。あそここがひきつっちゃうよお。」
などとわめく。
「そう、感じるたびに、おまんこって言ってごらん。」
「言う。言う。おまんこ。おまんこ。おまんこおおおお。」
指にたっぷりと愛液をなすりつけて、二人でしゃぶりあう。
「おいしい?おつゆ?」
「もっとなめてあげるよ。」
そう、言いながら再び突っ込もうと入り口に中指を這わせる。
その指が軽く、ふくれあがったクリトリスに触ったとき、
鋭い痙攣が走った。
まるで感電したようだった。
「あっ。イっちゃう。イっちゃうよお。死んじゃうよお。」
思いがけない強さで中に入れた指を締め付けた。
そして身体を思いっきりそらし、
腰を高くつきあげるようにしたかと思うと
ぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっと透明な液を大量に吹き出した。
シーツがぐっしょりと濡れ、卑猥な、そして巨大な絵を描く。
指を使っただけで飛んでしまったのだ。
「イったことがないみたい。」
「オルガスムスを味わってないみたい。」
そう言い、登りつめることを求めて
Mの世界に迷い込み、満たされないままに漂っていたはずなのに
この鋭い高感度にはこちらが驚いた。
おそらく初めての経験なのだろう。
大量の潮を吹いた時は硬直していた体が
急速に弛緩し、濡らしたシーツの上に崩れてゆく。
ものすごい快感に完全に意識を失っているらしく
声をかけても反応がない。
卑猥な照明のあたる中で、
なぜか男だけは取り残されたような形でいるのが
鏡の中で連続体となって映っている。
こちらは、まだ放っていないのだから
手を緩めるわけにはいかない。
突然のように開発された女体の中に
思いっきり吐き出したい。
そう思いながら、ようやくとろんと目を開けた女の唇を
挑むように吸い始めた。
「どうだった?」とささやきながら。
(続く)
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