趣味は読書、思い出した

眠れずに、筋肉のことを書いていたら、思い出した。
中学の時、野球部にいて、毎日練習した。
引退するまで、朝は、30分くらいの朝練、午後は2時間くらいの練習。
その頃、土曜日は半日授業で、午後は更に長めの練習をした。
日曜日は、公式戦のない時は、練習か近隣の学校との練習試合。
春休み、夏休みは公式戦と練習。
冬休みは練習と練習試合。
このように書くと、野球ばかりやっていたようで、実際そうである。
一つのことを、あんなに長くやったのは、あの時だけだろう。
高校でも部活をやったが、日曜日は練習しなかったし、普段の日も、朝は練習しなかった。
3年間部活をやって、毎日、同じような練習をやるのに、体質で全く筋肉の付かない友人がいた。
完全に知性派で、体は細く、筋肉にならないのだ。
レギュラーにはならなかったが、スコアラーとして、試合のスコアを付けていた。
でも、野球は好きで、部活を離れて、キャッチボールをやったりもしていたのだ。
今の時代なら、プロテインなどで、肉体派に変わるかもしれないが、その頃、やはり人間には向き不向きがあるのだと思った。　
僕も、野球はうまくはならなかったが、夏の公式戦で、負けてそこで引退になった時、帰り道に、ずっと泣いていたのを憶えている。
悔しくてあんなに泣いたのは一度きり。
そして、もうこれからあのような体験をすることはないだろう。