趣味は読書、今日の成果

年を取ると、他の人は分からないが、僕は血圧が高かったり太ったりして、健康診断の結果が悪かったので、今日は病院で精密検査。
朝、9時頃から、午後3時半くらいまでかかった。
途中、昼食に外出した以外は、病院にいた。
待っている間に、開高健の「知的経験のすすめ」という本を、最初から読み始め、病院を出る時には、読み終わった。
活字の密度や厚さにもよるが、この本は220ページくらい。
それでも、一日一冊読み終わるのは、久しぶり。
開高健も久しぶりだ。
浅はかなことだが、一時期、開高健と大江健三郎以来、もう作家らしい作家は出て来ないと思っていた。
開高健はどちらかというとエッセイや紀行文で、大江健三郎は小説で、共に惹かれるものがあった。
例えば、王も長嶋も両方好きと言っているようなものである。
開高健の体言止めを多用する文章には、独特の魅力がある。
岩波文庫などでも、開高健の本を少し出し始めているので、また手に取ってみたい。