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43歳の過ち その2

2018年08月22日 05:01

僕は、恐る恐る彼女に話しかけてみた。
すぐに、彼女から意外な反応が返ってきた。
「私覚えてるよ!飛び抜けて色白だったもん!プールの授業で目立ってたよねー。」

自分をそんなに印象に残るタイプじゃないと思っていた僕は、そのひと言に完全に面食らってしまった。

彼女は、とりたてて美人ではなかった。
子供の頃から。そして、今でもそう。申し訳ないけれど。

でも、彼女は育ちが良くて、そして昔からとても頭がよかった。
だからといって頭が良いことをひけらかすことも無い、とにかく地味でマジメなコだった。
それがそのままいい方に人生を重ねたようで、とても気遣いが出来る聡明な女性になっていた。

アタマの回転の速い彼女とは、ついつい会話が弾んで、いつしか何でも相談できる彼女に僕のココロは惹かれていた。

気づいたら、また僕は恋に落ちていた。

想いに気づいたとき、思い切り悩んだ。
僕はあの初恋最後の恋にするつもりだった。
あんな激しい恋をして、それが破れた直後に、、、
ましてやその恋の相談もしていた相手に恋をしてるなんて。
そんな都合のよい自分を嫌悪した。
だから、この想いは告げてはいけない。
初めからわかっていた。

でも、想いは日に日に募る。
やはり伝えるべきか、いや、伝えてはいけない、、、繰り返す毎日。

悩むほどに想いは切なく募る。
やはり男女間には友情は存在出来ないのかな。

きっと、相手が魅力的であればあるほど、オトコは自分で引いたはずの一線を
やすやすと越えてしまうのかも知れない。

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