犯罪ギリギリ（５）

そんなわけで、無事(？)に「ギリギリ」で終わった出来事でしたが、あのまま一線を越えたとしたら、私はどうしていたのでしょう？

今の私なら、いろいろやったに違いないのですが、当時の私は未経験ボーイでしたので、たぶん実際にはたいしたことは出来なかったでしょう。キスして、撫で回して、服を脱がせたら……そのへんで暴発していたに違いありません。経験無しの若造が、まったく未開拓（だったに違いないでしょう）の女性を犯すところまでたどり着けたはずがない(^^;)
現実とはそんなものですし、実際にはそこまでも行かなかったわけです。でも、妄想の世界ならば、その先まで、もっと先まで行くことも出来ますよね。

彼女の家は、それからほどなくして引越し、以来消息も聞いていません。今では、彼女の名前すら思い出せない……それが現実ですね。