自衛隊

関係者の方から寄せられた衝撃の告発です

自衛隊員は、訓練の中で「武力行使をする事になったら、

その場にいる女も子どもも全員殺せ。

決して情けをかけて生かしてはならない」

と指示されています。

以前、米兵部隊が可哀想だからと女性を生かしたところ、
その女性が組織のメンバーだった為に、
部隊が壊滅状態になったそうです。
その事から、例え小さな子どもであってもメンバーの可能性があるから
「全て殺せ」
という指令を受けています。


自衛隊はすでに米軍とは一体であり、日米合同訓練を重ねていることは報道の通りです。
「敵と思って殺せ」。殺すか、殺されるか。戦争は殺し合い。
軍隊にとって当然の命令であり、これが「正義と平和のため」の「治安維持」の現実です。
自衛官は戦後 誰一人殺さずにきましたが、「今でさえ」も海外で人を殺さなければいけない一歩手前にまで追い込まれています。

改正安保法には「集団的自衛権の行使容認」の他に「PKO協力法」として活動の拡大、駆けつけ警護も含まれていますが、活動を行う南スーダンなどは世界で最も危険な地域の一つ。
武装集団が避難する一般市民に紛れて行動する可能性もあります。現在でも、民間人と区別のつかない「敵」を殺さざるを得ない状態です。
「国際協調に基づく『積極的平和主義』の立場から、国際社会の平和と安全のために、自衛隊が幅広い活動で十分に役割を果たすことができるようにすることが必要である」とされていますが、実情はまったく違う。

今回の駆けつけ警護で「人を殺す」可能性はさらに高まりました。
人間にとって「殺すこと」は本当にハードルが高い。
そのために、自衛官はいかに躊躇なく人間を殺すかの訓練を重ねています。
しかし、戦闘ストレスで人間は破壊されてしまう。
イラク・アフガン戦争から生還した米兵士200万のうち、50万人が精神的な傷害を負い、毎年250人超が自殺。

イラク戦争で死んだ日本の自衛隊員35名。帰国後も25名が自殺。
（2007年11月13日、国会答弁書。2007年10月末時点）
内訳：陸上自衛隊 14人(自殺7人、病死1人、事故又は不明6人)海上自衛隊 20人(自殺8人、病死6人、事故又は不明6人)航空自衛隊 1人(自殺1人)
＊2014年4月16日時点では、自殺者合計が28名（陸自20名、空自8名）
戦争で壊れてしまった兵士とその家族の抱える苦悩は筆舌にしがたいです。終わりなきテロとの戦いは、さらに苦しむ兵士たちを生み出します。

「帰還兵はなぜ自殺するのか」 (デイヴィッド・フィンケル著。亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズ) という本をぜひ読んでみて下さい。

【アメリカと一体となり地球の裏側まで武力行使する集団的自衛権や、駆けつけ警護は不要】
日本は平和憲法をもとに、世界の平和リーダーとなるべく活動が出来る稀有な存在です。
国連職員として世界各地の紛争現地での紛争処理、武装解除などに当たった伊勢崎賢治さんは、日本に必要なのは改正安保ではなく、国連軍事監視団に手を挙げることが極めて現実的な平和貢献だと言っています。
国連軍事監視団は「安保理の眼」とも言われ、国連の本体業務中の本体業務。大尉以上の軍人が多国籍のチームを作り信頼醸成にあたる、非常に名誉ある任務。

これは、国際社会・アメリカに対し、日本が持ちうる「強み」と「補完性」を最高の形で発揮できる方法であると同時に、真の積極的平和主義の先駆けとなるための、極めて現実的な方法だと。


●追記：情報ソースについて（問合せが多かったので加筆します）
現状を訴えたい、という勇気ある告発を直接いただきました。情報者を守るため、誰がということをここで明かすことが出来ません。ソースを特定されることによる情報者のリスクをご想像下さい。
情報者を出さないことによって、投稿の信頼性が落ちることは覚悟でアップしました。文責は私にあります。

また、ソースのない投稿で、わざと市民運動全体を貶めたり分裂させたりする意図も一切ありません（そのようなご指摘をいただきました）

戦地に送られた米兵の現状を見ても、今後　このようなことが明らかになってくるのではないでしょうか。アメリカと同様に、この事実は隠しきれるものではなくなってくると思います。
あらゆる面で立ちいかなくなっているアメリカは、日本に戦費も兵士の精神的負担も肩代わりさせようとしています。偽りの正義を振りかざした儲けのための戦争に加担する愚かな安倍政権。戦争で犠牲になるのはいつも末端の人々です。

自衛官が本当に戦地で銃口を向ける前に、私はこの内部告発を真摯に受け止めたいと思います。

by 村上さとこ