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趣味は読書、最後の晩餐など

2014年05月08日 15:33

ガリレイの生涯」の解説部分を全部読んだ。
唐突に「最後の晩餐」という古い映画の事を、思い出す。
食欲と性欲を満たして、自殺しようとする4人の男の話だが、グロい描写もあり、あまり好きではないのだが、池波正太郎が、エッセイの中で取り上げていたので、印象に残っている。
いい年をして、僕はまだ食べた事のない食べ物は沢山ある。
トリュフフグ、燕の巣、フォアグラなど。俗っぽいと言えば俗っぽいが、一度は食べてみたい。
芥川に「芋粥」という短編があるが、欲望が満たされた時、人は何を感じるのか。
女性のそれは、一生分からないが
男の性欲には、常に背中合わせに虚しさがあり、絶対に満足は得られないように感じる。それでも、欲望を感じてしまうのだが。
この世のありと凡ゆる欲望は、虚しさと背中合わせなのかもしれない。だから、幻影を追いながら、生きて行くのかもしれない。
岩波文庫のシャミッソーという人の、「影をなくした男」という作品は、悪魔に影を渡して、その代わり自由にどこへでも行ける力を身につける話だが、主人公が、俗な欲望でなく、見聞を広めることを選ぶのが、変わっている。
最後に、一つ。子供の頃、近所の神社縁日に行くと、必ずセルロイド製のウルトラマンのお面を買ってもらい、とても嬉しかったが、どうも現実とは思えず、翌朝、何度もお面があるかどうか確かめたものだ。そんなに楽しみにしていたお面も、冬には寒さで壊れ、必ず無くなってしまった。そうでなければ、お面屋も商売になるまい。

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