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10th Shinjyuku Part30

2005年08月21日 01:27

性に狂った日々は
ホテル室内プールでの激しい情交で終わりを遂げた。
プールの水に淫らな文様のように流れた血の色が
鮮やかな残像となっていた。
そんなはずではなかったのに
どこかで恋心が芽生えていたのかも知れない。
なんとはなく虚ろな毎日が続き
ときどき口中に血の味がよみがえる。
決まってそんなときは光景を思い出しながら
マスターベーションにふけったりもした。
風俗にせよ、素人にせよ、他の女性と交わる気にはならなかった。
別れから2週間後、急に思いの跡をたどりたくなって
はじめて食事をしたあのレストランに行ってみる。
今は何をするにも一人が似つかわしい、と思えたからだ。
なるべく静かな片隅の席につき、定番のスペアリブをオーダーする。
皮肉なことに空いていた店内が急に混みだす。
それも幸せそうなカップルばかりが目につくのが少し悔しくもあった。
名物にもなっているウエイトレス達の超ミニ。
そこから突き出した太腿の動きも客が増えるにつれて激しくなってくる。
自然とオヤジの視線になってその白い脚の根元に時にのぞく
下着の存在を追いかけだしている自分が情けなくもあったから
なるべくうつむいて食事に集中するようにした。
「今日はお一人ですか?さびしそう。」
その声に視線を上げかけると、見事に白い太ももが眼前にある。
しかも、ミニの下端からは白いパンティが少しのぞいている。
この店に来た時に「わざと下着見せてる」と女が指摘したウエイトレス
うっすらと微笑みを浮かべて立っていた。
若い。
ようやく二十歳になるかならないか?
くりくりとした目がいたずらっぽく光っている。
「余計なお世話だ」と思ったのは一瞬。
あまりにあどけなくストレート物言い
あのあけすけな女のイメージがダブって思わず
「うん。終わった。」
と答えてしまった。
その返答に驚いたかのようなそぶりを見せたが
そそくさと水を変えるとすぐに背を向けて別のテーブルに移る。
伸びきった脚と小ぶりなヒップの線。
下着が見えそうで見えないくらいのコスチュームが扇情的だった。
予感がした。確信した。
フェロモンを感じ取ったからか、
それとも「わざと見せてる」という言葉の暗示からなのか、
この若い女が誘っていることは確かだった。
事実、食後のコーヒーをサービスする手つきは意味ありげだったし
わずかに距離を詰めた身体からはかすかにメス犬のにおいがする。
そしてソーサーの上には
「20分後、店の前の横断歩道。」とだけ書いたメモが乗っていた。
あのあけすけな女とはじめて食事したレストラン
そのとき挑発的な光景を見せた(であろう)ウェイトレスが誘っている…
何か「縁」めいたものを感じた。
というよりなんのかんのと理由をつけて情交
ふけりたかっただけなのかもしれない。
きっかり20分後にレストランを出る。
激しかった夏はとうに過ぎてもう秋も深まっていた。
お濠端の道沿いの木々も色づきだしていて
乏しい街灯に、それでも黄金色に輝いていた。
少し冷たい風がほほに気持ちよかった。
この前、眼前のこの歩道を渡ったときは、そばにあの女がいたのに、
などと柄にもなく寂しさを感じていると、急に背後から手が組まれた。
「早く渡ろう、やばいから。」
こちらの背中を押すようにして横断歩道渡りだす。
どこに行くのかためらいながら歩いていると
どうやらめざすのはあの女と初めて濃厚なシーンを演じた公園らしい。
「この前のとき二人で公園入るの尾けちゃったんだ。」
これには驚いた。
あの最初の野外情交のとき、むしろ観客を期待して周囲を見渡したのだが
まったくひと気がなくちょっと失望したからだ。
「いったいどこに隠れていたの?」
公園の中心部に向かいながら歩く女が「ここ」と指差した場所は
確かに身を隠して覗くには最適の場所だった。
注意して見るとそんな暗がりはいくらでもある。
あの日の激しい情交もこの娘だけでなく
きっと何人かの「のぞき」に見られていたのかもしれない。
あの日とおなじようにお壕の水面をがかすかに望める
石造りのベンチに座るとぴったりと身体を摺り寄せてきた。
「あの日ね、二人の姿にすごく妬けたの。
だからわざとパンティ見せてあなたの気ひこうとしたの。」
「さりげなく見てくれたと思ったら、濡れちゃった。」
「でも逆効果だった。そのおかげで、あの人、火がついちゃったみたい。」
「だから二人が出たら、きっとすぐ始まるなと思って、
早めにあがって待ってたの。」
「二人の様子だときっとホテルまでもたないと思った。やっぱ当たったよ。
 ドキドキしながらあと尾けた。もう道路の上ではげしかったね。」
「案の定、この公園に入った。でも、あそこまでスゴイとは思わなかった。」
「このベンチの上で全部しちゃうんだもん。」
「見ていて眼が離せなくなっちゃった。最初はスカートの下に手いれて
こすってたんだけど、彼女が脱いでいくのに合わせてあたしも
パンティ脱いで真っ裸になっちゃった。」
「前からぬるぬるしてたけどもうすごかった、洪水みたいになっちゃって。」
「すごく彼女がうらやましかった。お尻持ち上げてまたがってあなたのを
おいしそうにしゃぶるとき、髪の毛かき上げたの。
その手つきもステキだったけど、とろんとした顔がすごくきれいだった。」
「だから、あたしもあんなことしたいな、って思っていたよ。
そしたらきょうあなたが来た。それも一人で。うれしかった。」
これだけの話をきちんと座ってするわけはない。
ねっとりとしたくちずけをかわし、
ジャケットを脱がし、
ブラウスボタンをはずし、
ブラをずらして硬くなった乳首を吸い
スカートの下に手をすべりこませて
太ももを優しくなでまわしては
店の方針だという小さなパンティの横から指を差し込んで
硬く膨らみだしたクリトリスを刺激する。
会話と手の動き、双方の妖しさから、
ヘアがうすく簡単に侵入をゆるしてしまいそうな秘部
もうじっとりと濡れている。
というより、会話が終わる頃には雫となって太もものほうに垂れだしていた。

(続く)

このウラログへのコメント

  • れいん 2005年08月22日 03:18

    RYU様あなたって人は・・・・

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