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10th Shinjyuku Part 24

2005年08月07日 22:30

無垢な子供の遊具
恥知らずの大人の性具となった。
遠い昔を思い起こさせる鉄と鉄のきしむ音。
こんなに狭かったのかと思わせる横板に腰掛けると
もう空きスペースはほんの少し。
子供の頃は二人で腰掛けても
まだいっぱい余っていたのに…
という感傷が掠めたのはほんの瞬間に過ぎなかった。
すべてが前もって示し合わせたようになめらかに進行する。
腰掛けたこちらに向かって立つと
待ちかねたようにベルトをはずし
いきり立っているペニスつまみ出す。
そして、乾いては濡らし、乾いては濡らししているうちに
もう濡れっぱなしになってしまったパンティ
うれしそうに取りさると口にくわえる。
とうにストッキングはバッグの中にしまわれているから
ミニスカートの下でじかにおまんこが花開いているのだ。
薄暗い街灯の下で、紫の下着を口からぶら下げた白い顔は
ぞっとするような、妖しすぎる淫美。
向かい合ってこちらのペニスの上にまたがってくる。
すでに十分に潤っているからずぶりと突き刺さり
たちまちぬるぬるとした暖かさに
怒張が包まれる。
但し、横板の狭さが災いしてか
なかなか女の脚の位置が定まらない。
かなり強烈に、こちらの腰をはさみ込まないと安定しないのだ。
そして強くはさめばはさむほど、
ヴァギナペニスを締め付けることになる。
鎖をつかむこちらの手の上に女の手が重ねられると同時に
パンティをしゃぶる口が突き出される。
かすかなコロンとメスの生臭さをたたえたクロッチごしに
卑猥そのもののキスが始まる。
ひとしきり、ちゅうちゅうちと音を立てながらの
唾液の交換が終わる頃には
息があがりだし、淫語が飛び出すようになる。
おまんこにはいってる。あなたが入ってる。」
「締めるよ、おまんこ締めるよ。ほら。うわああ。」
「ねえ、突いてくる。すごく突いてくる。」
「垂れてるでしょ。垂れてるでしょ。」
「きょう一番濡らしてる。おまんこ女になってるうう。」
そういいながら、登りつめかかる。
転げ落ちたら危ないので、手の位置を変える。
女に鎖を握らせ、その手の上から押さえ込むようにした。
これで一安心。
ついでに、ブランコを漕ぎ出す。
足を伸ばし、
縮め、
伸ばし、
縮め…
徐々に早く
徐々に高く…
おまんこペニスを結合し
口づけを交し合いながらのスイング
イきかかっていたのが、あまりの快感
ひとときの覚醒を迎える。
「うわ、何これ?何これ?」
おまんこすごい。おまんこすごい。おまんこすごいいいいい。」
「ぎゃああ」という悲鳴があがり
「イくうう」というシャウトが続いた。
体が硬直し、静かになってしまう。
完全に意識を飛ばしてしまったのだ。
車の中でホテルであんなに垂らしまくったのに
なお大量に愛液を噴出する。
ゆれにあわせてぴゅっぴゅっとほとばしるから
快感のあまり失禁しているのかも知れない。
だがこちらはつらかった。
横板が狭くて、どうにも落ち着いた体勢にならない。
確かに快感は訪れるのだが、どこかに痛さを伴っている。
また一方的な奉仕になるのかな、とふと思ったりする。
振幅が少しづつ小さくなって、静止する。
そのまま、微妙に腰をうごかしているうちに
自分が還ってきたようだ。
「すごい、すごかった。
 こんなに感じたのはじめて。」
新しい行為をすれば、何でも鋭く感じるくせに、と思った。
「今度は亭主にしてもらうんだな。」
「こんなことおねだりしたら、変態と思われちゃう。」
「いいじゃないか、変態なんだから。」
「違う、違う。変態じゃない。」
「じゃ、おまんこ女か。」
「そう、そうおまんこ女よ。」
こんな会話を身体をつなげたまま交わすと
また、おまんこの動きが微妙になってきている。
「ほしいんだろ、また。おまんこがそう言ってるぞ。」
「ほしい。ほしい。もっとおまんこしたい。」
体を入れ替えさせた。
こちらは同じ体勢だが、女の向きを変えた。
尻を突き出させて挿入する。
後背位の形だ。
足の向きが同じになるので体がずっと楽になる。
「ねえ、これもいいよ。いいよ。」
「こぐぞ。」
公園をよこぎってゆく人影が見える。
遠めには、仲のよいアベックぐらいにしか見えないが
近くで見たら、とてつもない文字通りのダシモノだ。
「ほら、見てるぞ、きっと。」
「見られた?見られた?おまんこ見たかな。」
「見たさ。おまんこ女のおまんこ見られたぞ。」
「うわあ見たんだ。見たんだ。」
再びこぐ速度と高度をかせいでゆく。
前にこぎあげると、ものすごく深く突き上げることになる。
後ろに下がると、少し浅くなりヴァギナの締りが襲ってくる。
高く
高く
速く
速く
大きく
大きく
撒き散らす、という表現がまさにふさわしく
愛液がほとばしり始める
きっと目はうつろになり
半開きの口からはよだれが流れ出しているのだろう。
おまんこが、おまんこが」
おまんこおまんこおまんこおまんこおまんこ
くるったようにおまんこを繰り返しながら
なお腰に微妙な横揺れを加えて
貪欲にペニスを飲み込もうとする。
ほとんど、四十五度くらいの振幅になった。
極度の緊張からものすごい力で締め上げてくる。
そして、かなりのスピードで後向きに落ちるとまた悲鳴が上がる。
「くる。くる。くる。」
こぐ。
「イく。イく。イく。」
こぐ。
「こわーーい。こわい。」
こぐ。
「死んじゃうよ。死んじゃうよ。」
こぐ。
本気で泣き出す。
だが、こわくてではなく感極まっているからだ。
それが証拠におまんこが漣のように痙攣しだす。
今度はすごかった。
耐えられないし、耐える必要もない。
「行くぞ。だすぞ。」
「来て、来て。おまんこに来て。だしてええ。」
「一緒に。」
そう言うと、思いっきりこぎあげた。
「ぐわああ。」という二頭の獣の声が交錯する。
そして振幅の頂点に達したときに
どくどくと激しく射精した。
女だけではなかった。
恥ずかしい話だがこちらも一瞬失神したかのようだった。
異様な快感
異様な興奮。
狂気の一日のフィナーレにふさわしいクライマックス
服を愛液精液でよごすのもかまわず
ただただゆれるブランコの今はかすかな動きに身をゆだねている。
回復まで15分くらいはそうしていただろうか。
甘えるようにこちらにもたれかかってくるが
小さくなったペニスはまだ蠕動をつづける女性器のなかにある。
「ねえ。結婚したくなくなっちゃった。」
いささかあわてた。
「馬鹿いうな。こんなことは長続きしないからいいんだぜ。」
「そうなんだけど、あんまり感じさせるんだもの。」
「新婚の亭主にいっぱい愛してもらえるだろうが。
 いいか。ちゃんとスケベにおねだりするんだぞ、毎晩。」
「うん。」
「何度でもできるんだろうが。こっちと違って。」
「そうなの。ねえ。最後にもう一度会ってくれるって言ったよね。」
「ああ確かに。」
「電話するね。最後にいっぱいおまんこしたい。」
名残惜しげに立ち上がるとペニスが抜け落ちる。
身体の向きを変えて唇を吸う。
瞳が濡れている。
そして、そのまま走り去る。
これが、狂気の一日にふさわしい別れ方なのかも知れない。
だが、あの悩ましい形では家族の目をさけて
自室に飛び込むしかないだろう。
ブランコの下に砂にまみれた紫のパンティ
光を浴びて輝いていた。
本当の別れはもうすぐそこだった…

(続く)

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