- 名前
- RYU
- 性別
- ♂
- 年齢
- 74歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- Hなおじさんではなく「おじさま」何回もはムリだけど 指で、手で、舌で、息で、言葉で、...
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7th Fukuoka Part 9
2013年01月20日 11:45
ようやく波が去ったらしく
眼の焦点が合ってきた。
しばしのインターミッション。
とはいえ
ブラもパンティもストッキングもつけていない。
しゃぶっていた赤いTバックを
物憂げに履こうとしたが
あまりに濡れているため
理性が勝っている今には
ふさわしくないらしく
結局スカートのしわを
伸ばすだけになった。
とんでもない回り道をした後
ようやく本来の目的のコーヒーにありつける。
時間が半端なせいか店内には他に客はなく
カーテンがゆれる洒落た窓ごしに海が広がり
かすかに流れてくる潮の香りを
コーヒーの濃厚な香りが打ち消す。
あれだけの行為の後だけに
確かに疲労が漂うが
決して不快ではなく
むしろけだるくて心地よい。
やがて
普通の会話が少し歪みだしてくる。
「どうしてそんなに激しくなっちゃたの?」
という問いに
年甲斐もなくはにかみながら答える。
「あなたに会うまでこんなに深いとは知らなかった。」
「すごくねばっこいし、しつっこいし」
「亭主とはこんなこと一度もなかった。」
失敗に終わった結婚だったが
その前には
その豊満な体を男たちの前に
晒してきているはずだ。
多くの男の前で
性器を押し広げ
痴態を見せつけてきたに違いない。
「でも、こんなじゃない。」
「今はどうかしちゃってるもの。」
男にとってはうれしい言葉かもしれない。
だが、亭主の記憶から逃げようとしている女が
意図的に快楽に傾斜し、
それを、女体の成熟が
加速させているに過ぎないのだろう。
だが
これはさすがに言うべきではなかった。
だから一言。
「いいの?」
とだけ聞く。
こっくりとうなずき眼が海のほうをむく。
その瞬間なぜか
帰りにはこの海岸の松原のなかで、
女を立たせて
後ろから思いっきり挿入してやろうと思った。
しばしの休憩の後は
また単調な街道の単調な時間が続く。
お互いの性器をまさぐりながらの運転が、
なかば儀礼みたいになってしまっている。
まして
駐車場での激しい行為の後では
格別の高まりはなかった。
唐津の駅前で昼食。
関東者はめったに口にしない
白湯スープのラーメンだったが
コクがあって奇妙にうまかった。
要所要所で車を停め
静かな街を散策する。
腕を取り合って歩くさまからは
仲の良い夫婦よりも
わけありのカップルを思わせるが
さすがにブラもパンティも
つけていないことなどは思いもつくまい。
陶器の町だけに
さりげない店に渋い逸品が多いのが素人にもわかる。
ぶらぶらと坂道を登ると
やがて急坂にかわり階段になる。
後ろから高校生の声が聞こえてきた途端に
女の様子がおかしくなった。
一段分、片足を上げた状態で
立ち止まるのだ。
そして尻を突き出すようにしている。
「こら」
小声でささやくと
うれしそうに
「見せてるの。見せてるの。」
という。
声がかすれだしているのは
感じ始めている証拠だ。
さんざんオナニーにふけって
赤くはじけた性器と
充血して膨らんだクリトリスと
開き気味のアヌスを
視線に晒しているのだ。
それだけでは収まらずに
手をスカートに突っ込んで指で広げている。
いささかあきれてみていると
愛液がしずくになって
ツーと太ももを伝わって流れてゆくのが見える。
話し声がいっさい聞こえなくなり
視線が凝固し
時間が止まる。
「見てる、見てる。おまんこ見てる。」
「うわあ。いい。」
このままでは
ここにしゃがみこんでしまいそうなので
手をひいて早々に退散する。
自分の高校生の頃は
こんな見世物には決して出あわなかったな、
と嫉妬にも似た感情を覚えながら
山道の頂上をこえて急いで車に戻る。
金縛り状態になったのだろうか
高校生が動きだす気配はいっさいなかった。
車にもどってドアを閉めたとたんに
唇を押しつけられた。
舌を差し込まれた。
激しく吸われた。
唾液を送り込まれた。
白昼の道路わき
突然のショウに驚く人たちを尻目に
長いキスが続く。
下着を着けていない
デニムのスカートの下に手を入れると
完全に洪水状態になっていた。
指を差し込む。
愛液をすくう。
それを女の目の前でしゃぶる。
それでまた感じて
身体が反り返ってまた噴き出す。
こちらにも狂気がおそってきたのか、
旅の恥は掻き捨て
と居直ったのか
かまわず、胸を掴み出す。、
あらあらしく噛みつく。
しゃぶる。
乳首を舌で転がす。
そして
そのままスカートを捲り上げて
愛液をどくどくと送り出している部分に
吸いついた。
身体が反り返り
もっと舌が入りやすいように足が開かれる。
こちらのペニスを掴み出し
大きなアクションでしごく。
車の脇を人が通り
痴態のすべてが見られてしまうことを
ふたりとも十分に承知している。
げんにさきほどの高校生たちが
再び息を呑んで
見つめているのが見て取れた。
だからこそ
高まりはものすごく
感覚は尖鋭だった。
舌の動きを早くしただけで
大波が押し寄せたらしく
「イく。見られながらイくよお。」
と叫ぶ。
黒目がひっくりかえる。
性器が痙攣する。
旅に出てからというもの
もはや数え切れないほどのアクメ。
だが、達する女の姿に
あやうく果ててしまうのをかろうじて抑え
見た目には車を冷静に発進できたのも
あの海岸の松原で性交したい、という
浅ましい欲求があったからだった。
(続く)
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