美人

美人に憧れる、
美人に恋い焦がれる。

だいたい、恋愛映画ドラマで、100％美人だろ。

これが、ブ女であれば、どうだ。そう、ドラマ映画成り立たないのだ。

男も女もみんな、美人に恋い焦がれている。

もっと言い方を変えれば、誰も自分が不美人であるとは思っていない。

早い、ハナシ、心の美人で正当化し、テレビ映画では容貌の美人を要求する。

ま、同じ美人といっても、心と容貌の違いがあるが、
誰もソコンところは曖昧にしておくのが、大人で、コトを荒立てないわな。
言ってみれば、つっこめばみんな埃が出る体だ。

しかし、みんな、美人に恋い焦がれる。求める。

で、ホントの美人はこのために不幸になる。イヤ、されると言った方が正解だ。

なぜなら、美人は、要求されるから、引っ張り回される。
美人を紹介しようとする、紹介することで格が上がると錯覚する。
美人と何らかの繋がりがあると、値打ちがあるとみんな、錯覚する。

美人と関係があると思われもしようなら、マスコミはこぞって、追求することを止めない。

うんで、一躍有名人に成り下がる。

美人とはそういう効果がある。

ま、言ってみれば、美人とは希少価値ってコトだろ。

美人が不幸だってコトに気づけば、チヤホヤされることも許されようが、
なかなか、そこまで心が広い、女どもはいないようだ。

で、たいがい、心の美人ということで、言い訳がましいことで納得する。

だから、心がキレイ、と言う言い方は、
もてない女が、
ワタシは身持ちが堅いのよ、と言うのに似ているな。

誰もワタシを相手にしない、とは言えないし、
ワタシはアホな男は相手にしない、とは言えるわな。
うんで、アホな男は全部の男がアホだから、
永遠に身持ちが堅い女になる。

世の中の男は、すごく簡単だ、美人不美人にかぎらず、入れたいだけ。
入れれば次の女に向かって入れる。
愛とか心とか、それを口走らないと、入れないから、言っているだけだ。

うんで、飽きると、次の女に同じように愛と心を囁く。で、入れる。

世の中の大半の女は、心美人とカンチガイしているから、
愛と心を囁かれるとどうしても、股が緩くなる。
なぜなら、ワタシの心は美人なのよ。
男どもはここを執拗に突いてくる。

ホントの美人は心を男につつかれても動かない。
なぜなら、ホントの美人は心で動かないからだ。
愛でも動かない、
男は容貌の美人に這い寄ってくることを知っているからだ、

美人によってくる男は、簡単だ、入れたいのでなく有名になりたいからだ。
ホントの美人はこのことをよく知っている。
愛と、心はホントの美人にいらない。
ジャマだ。
ホントの美人に男もそんなものハナっから求めない。

ホントの美人には名声とカネがたんまり転がり込んでくる。
なぜなら全世界が、美人を求めるからだ。
美人とはカネになる。有名になる。

シアワセ？

カネとメイセイの前にはそんなもの色褪せる。

シアワセと貞節は美人に縁がない。

カネとメイセイに縁がないおまえには、
シアワセとテイセツを叫ばなければ、人生は不公平というもんだろ。


美人とは、神が与えた最高に不公平な才能だ。


オレか、悪女はまんこが美人でな、今まで顔なんぞみたことない、
ギャハハハ

まんこ美人？
美形といった方が正しいようだ、

ま、どっちでもいいわな。