- 名前
- ベソ
- 性別
- ♂
- 年齢
- 64歳
- 住所
- 海外
- 自己紹介
- 我ハ墓守也。
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She may be right
2011年10月08日 02:48
都内某所、さる大衆寿司屋で食事中の話。
いや、回転寿司ではなく、でも拘りオヤジの名店でもなく、その境界上の定義が難しい、でもお手軽な部類に入るであろう店。
人気はあり、連休前の金曜夜、店内は確実に埋まって来ていた。
会社の先輩と刺身を楽しんでいたわしの隣のブースに通されたグループは、男2、女3の20代前半と思しき若い社会人の一行。
全員が煙草をすぱすぱ吹かすし、話す声は大きいしで…
迷惑やなあ、としかめ面、横目でそのグループをチラチラ見ていたわし。
余り良い印象を持たなかったそのグループ、状況を一転させる事態が起こったのはその時。
グループ中の女性が、他の女性に向かい放った一声。
「お前、携帯いじってんなら帰れよ!!」
思わず目を瞠った。
言われると確かに、注意を受けた後輩らしい女性は携帯でメールをしていた。
大衆の面前で喝を入れた先輩の女性は、濃いメークの奥の目を怒らせ、その後輩を睨みつけている。
わしは、なるほどなあ、と思わず納得。
このグループの背景、各員の事情を知る由はありませんが、
先輩が後輩に要求したのはグループで食事している席では、
私用のメールなど厳禁、というごく当然の社会通念。
それを、余りに当たり前に、スパッと指摘してくれて、
ある意味胸がすく思いがし、
安心しました。
注意された後輩は、ある人からメールが来たので返信してました、と言い訳はしたものの決して立腹する風ではなく、
自分の非を素直に認めていました。
わしは、嬉しかったんです。
言葉遣いは改めて欲しいし、
食事の席で煙草を吸うのも考え直して欲しいけど、
でも先輩の女性が指導した内容はごく当たり前の、
我々すべてが注意すべきもの。
それを堂々と指摘し、
言われた後輩もそれを素直に聞き入れる。
そうした人間関係が今の、我が国の若い人たちの間にも存続していること。
それを素直に嬉しく思いました。
という訳で、我が国は未だ、確かに日の出国である、と感じた一件。
皆様ええ連休を。
このウラログへのコメント
人としゃべりながら携帯メールを続けてること、あるもんね。深く反省。何処の誰かは存ぜぬが、礼を申すぞ、若いお人。大切なこと、思い出させてもろうたで。
> ゆり.さん
わしも基本的にはそうしてるつもりやけど…でも徹底してない。改めるべきやね。ええこと教えてもろたよわしは、ほんまに。ええ連休をね~
だけど、お寿司屋でタバコを吸う事を棚に上げないで欲しい。
メールより関係ない人にまで迷惑な行為。
心情的にはわしも貴女とまったく同軌。でもあれはこの寿司屋だけを責めるんやなくて、社会全体で考えるべき問題。どうしたら国民一人一人のモラルを高められるやろか?
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