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【「宴席を持ち相手を口説く」 宮根誠司】

2011年01月25日 21:46

ミヤネ屋軍団結成で
みの・徳光・小倉
蹴散らす!?
宮根誠司が描く
テレビ番組改編
3月の野望
(メンズサイゾー)

 「フリーになって俺の仕事を奪う可能性があるのは、日テレの羽鳥とTBSの安住だ」あの島田紳介をもってして、こう言わしめた在京キー局男性アナの両エース。この2人に独立の噂がささやかれている。しかも、この話にはフリーアナウンサー?宮根誠司(47)が一枚噛んでいるとの情報がある。

 宮根と言えば大学卒業後に大阪朝日放送に入社後、04年にフリーとなり、当時はまだ関西ローカルであった、よみうりテレビミヤネ屋』を全国放送に押し上げた実績を持つ。そして昨年4月には初の在京キー局レギュラー番組?フジテレビ系『Mr.サンデー』を持つに至り、本格的に東京進出を果たした。近い将来"ポストみのもんた"を狙える存在としてキャスター界の台風の目となっている存在である。

 そんな宮根が前出の両アナを夜な夜な連れ出し、独立工作に励んでいるという。あるテレビ局関係者曰く、「東京にいるときは2人を誘い、よく飲みに行くそうです。宮根さんは大阪にいる時は、北新地で朝まで大騒ぎしているところを度々目撃されています。かなりの酒豪で、宴席を持ち相手を口説くのが彼のやり方。もちろん相手には一銭も払わせません」。

 いちキャスターであるはずの宮根が身銭を切ってでも、若手アナたちに独立の道を解く背景には何があるのだろうか。

 宮根は昨年4月東京進出番組である前出の『Mr.サンデー』開始前に、自身のマネジメント会社「株式会社テイクオフ」(港区?資本金1000万円)を設立している。このことについて10年4月14日スポーツニッポンは以下のように報じている。

 新会社設立について宮根は「東京ベースを作って根性を据えて頑張りたいと思っていた」と説明。「マネジャーはフリーになる時に最初に相談した人で、僕のいまの道を切り開いてくれた人。東京での新たな道をこの人とまた一緒に切り開いて行ければと思った」と話している(一部抜粋)。

 なお、宮根がこの新会社の所属タレント第一号であると共に、出資者であることも同紙では合わせて伝えている。この事実を踏まえた上で、前出のテレビ局関係者はいう。「彼の目的は、アナウンサーを含めた文化人?スポーツ選手など、各分野で活躍できる人材を自分の事務所に集めようとしているようです。同じ局アナ出身で、長野智子やヨネスケなどを抱える古館伊知郎古館プロジェクトを意識している、とスタッフには公言しているようです」と......。それを物語るようにこの1月にはNHK?朝の連ドラ『つばさ』(09年放送)で名脇役を演じた、俳優脚本家宅間孝行が宮根の事務所に入ったとも言われている。また、このことへの布石だったのか、昨年12月19日放送の『Mr.サンデー』には宅間がゲストとして出演している。

 羽鳥安住アナ独立問題に話を戻す。宮根にとって2人を口説くのに好都合な状況が日テレ?TBSで起こっている。人件費削減を狙った新賃金制度が整いつつあるのだ。この制度の下では羽鳥アナ年収は数百万円減ると見られている。安住アナの場合、更に深刻だ。TBSでは一昨年には賃金を巡る労使交渉の不調によりストが行われ、番組局アナが出演しないという事態も発生している。このような状況下で安住の給料も急降下。TBS関係者は言う。「約1000万円強位だろう。フジの同クラスアナの3分の2も行かない状況」。ちょうどTBSにおいて新賃金制度が始まった09年、宮根は安住の看板番組『ぴったんこカン?カン』に出演している。収録中に宮根はしきりに「フリーへのすすめ」を説いていたという情報が多数の番組関係者から出ている。

 今現在、世相を反映してテレビ業界も不況のまっただ中だ。ここで真っ先に矢面に立つのが、"大物"と言われるキャスター?タレントの高額ギャランティである。今年の春の番組改変では、それに対する風当たりがますます加速すると見られる。

 日テレでは徳光和夫の『Theサンデー NEXT』が終了。フジテレビでは小倉智昭の『とくダネ!』は番組の存続を含め改変の対象。テレビ朝日では鳥越俊太郎の『スーパーモーニング』は打ち切られ、前の時間帯で放送されている『やじうまテレビ!』と2番組をつなげた情報番組リニューアル予定。TBSでは関口宏の『東京フレンドパークII』が終了。同じくTBSも、みのの降板も含めて検討されてるという。

 これらの番組全てについて言えることは、彼らの存在が"マンネリの象徴"であるとともに、その高額なギャラに制作費を割かれ、具体的な番組制作へ支出を出来ないことにある。『朝ズバッ!』の、みの一人をとっても、年間5億円と言われるギャランティである。

 関西発の黒船"ミヤネ屋"は、それらの宙に浮くであろうギャランティを手中に収め、日本テレビ界を席巻出来るのだろうか。3月以降の宮根誠司と、そのブレーンに注目である。


【笹パンダコメント

 どのテレビ局も経費削減で、大変みたいですね。

 そのしわ寄せが、番組編成に直撃した形です。

 大御所司会者リストラアナウンサー給与カットの2大改革が進められようとしています。

 そんな状況で、暗躍するのが策士の宮根さんです。

 2大人気アナウンサーの日テレの羽鳥さんとTBSの安住さん、両者をフリーで獲得に動いているとのウワサが絶えません。今日、日テレが正式に羽鳥さんの3月退社&フリーを発表しました。

 果たして「ミヤネ王国」は、実現するのでしょうか?

 (´・ω・`)パンダ

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