【韓国 KARAの4人が契約解除通告】

韓国 ＫＡＲＡの４人
「辞める」
人格冒とく苦痛

2011年1月20日　朝日新聞

　韓国の５人組人気ガールズグループ、ＫＡＲＡ（カラ）のパク・ギュリ（２２）を除く４人が１９日、現地の所属事務所ＤＳＰメディア（以下、ＤＳＰ社）に専属契約解除を通告したことが分かった。この日、４人の代理人が発表し、現地メディアが一斉に報じた。メンバーが望まない芸能活動を所属事務所が強要し、信頼関係が回復できないことなどを理由にしている。日本でも昨年デビューし、Ｋ－ＰＯＰ人気をけん引するグループだが、分裂の危機で日本での活動への影響も懸念される。

　ＤＳＰ社に専属契約解除を通告したのは、ハン・スンヨン（２２）ニコル（１９）ク・ハラ（２０）カン・ジヨン（１７）の４人で、マネジメント業務の中断も要求している。リーダーのギュリは事態を全く知らなかったという。４人の代理人は通告に至った理由について「ＤＳＰ社は地位を悪用してメンバーが望まない活動を強要してきた。人格を冒涜（ぼうとく）し、内容説明もなく契約を結ぶなどメンバーの苦痛は大きい」と話している。ギュリが加わっていない点は「詳細を把握していない」とした。

　通告までには円満解決を目指し、最善の努力をしてきたが、ＤＳＰ社は要請した説明も資料の提出も繰り返して拒否したという。「所属事務所とタレントの間に最も重要な信頼関係を修復することはもはや不可能」と判断したようだ。中央日報電子版では、４人はすでに宿舎から荷物を持ち出し、離脱の準備を進めていたと報じている。

　ＫＡＲＡは０７年に韓国でデビューし、０９年、日本デビュー曲にもなった「ミスター」などが大ヒット。同曲の“ヒップダンス”が大流行し、人気グループに躍り出た。日本でも昨年８月にデビューし、Ｋ－ＰＯＰ人気をけん引している。

　日本でのＣＤ発売元、ユニバーサルミュージックでは「現在、事実関係を調査中です」とコメントした。３月に新曲を発売し、同社のイベントにも出演する予定で、困惑を隠せない。１４日からは、日韓を通じて初主演のテレビ東京系連続ドラマ「ＵＲＡＫＡＲＡ（ウラカラ）」（金曜深夜０時１２分）も始まったばかり。１０日の会見では、ギュリが「福山雅治さんをほれさせたい」などと話していた。同局によると、番組は全１２回の予定で第３回（２８日）放送分までは韓国で撮影が終了し、第４回以降は今週末から日本で撮影予定となっている。同局では「現地と連絡を取り合っているところです。現段階で予定に変更はありません」と話しているが、撮影が進まずに番組が打ち切りになる可能性もある。

　ＤＳＰ社は近く見解を表明する予定だが、事態収拾に韓国のプロダクションなどで構成する韓国演芸制作者協会も乗り出した。同会会長は「双方の意見を聞いて解決に向け努力する」と現地メディアに答えた。

　関係者によると、昨年ＤＳＰ社の社長が病で倒れたといい、その混乱の中で契約解除の通告が行われたとも考えられる。しかし、韓国一部メディアが１９日夕方には契約解除を申し入れた４人のうちク・ハラが発言を撤回したと報じるなど事態は揺れている。東方神起に続く人気グループの分裂危機は、日本での活動にも影響を及ぼしそうだ。


【笹パンダ・コメント】

　東方神起に続き、あのＫＡＲＡまでが分裂！信じられません・・・。

　どんな待遇を受けていたのかが、想像出来ません。

　お金と時間を掛けてタレントを育てる韓国芸能界ゆえに、元を取ろうと必死になったのかも。

　韓国の芸能界が怖く感じてきました。

　(´・ω・｀)笹パンダ