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愛の詩編  「見えない愛」

2011年01月21日 16:48

詩編

あのとき、お前にいっただろう。

愛というものは無いものだが、愛はあるのだと。

だから、全ての人に愛がないから、全ての人が求めているんだと。



女は化粧に熱中するから顔だけ見てしまい、目は空いてるが、モノは見えない。
女は料理でも裁縫でも指先を見て細々仕事をするから、周りの事やモノがみえていない。


女は愛が見えないから、俺の云うことを聞けといったのに、
俺に従えと言ったのに、

お前はそれを聞かずに、あのとき俺の前から消えた。




愛は陽炎のようにあるようでない、いつも揺らめいている。

この世には、陽炎のように見えないモノがあるんだ。


だから自分の身の周りや目の前だけで求めても愛は手に入らないないんだよ。

社会と世界の愛を獲得しないから、全ての人に愛がなく、愛がないから、全ての人が愛を求めることになっているんだ。


目の前の愛だけ求めても愛はなく、陽炎のように揺らめいて見えるだけなんだ。




お前が俺の手を握って離さなければ、お前に愛を教えてあげよう。

ダンスをするように、俺がお前をリードしてあげるから、お前は全身を俺にゆだねるんだ。


女の愛とその喜びは、男を受け入れてあるだろう。

そのことさえも、俺が与えてあげないと、お前は知ることはできず、愛を手にすることはできないんだ。




女は男によって女になり、女にできて男になるんだ。

だから、俺はここでお前を待っていたんだ。

これからお前に愛を与え、愛して、俺との愛を育むんだ。


いいか、俺の云うことを聞け、
お前が身体を開き、心を開けば俺が愛を注入してあげよう。

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